篠原2010

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7-16 中咽頭癌

基礎知識 2003年 頭頸部学会癌登録で269件、頭頸部癌の1割弱 男性に多い 4-8:1 好発年齢 50-60代 飲酒、喫煙、HPVと関連する HPV(+)は予後良好 90%がSCC 中咽頭亜部位 前壁: 舌根、喉頭蓋谷 側壁:...
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7-60 膣・外陰癌

基礎知識 膣癌は全婦人科悪性腫瘍の1-2% 外陰癌は全婦人科悪性腫瘍の2-5% 「子宮膣部に進展して外子宮口に及んでいるものは子宮頸癌に、外陰に及んでいるものは外陰癌に分類する。また、尿道口に限局した腫瘍は尿道癌とする」 膣癌は閉経後の...
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7-07 髄芽腫

基礎知識 小児の後頭蓋窩、特に小脳虫部に好発する 極めて悪性 神経細胞とグリア細胞(神経膠細胞)に分化する以前の未熟な細胞に由来する 10歳以下に多い、15歳未満が8割 17番染色体異常 同腕染色体 17qが最多 発症にウィルス関与が疑...
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7-14 舌癌

基礎知識 舌癌の半数に経過中に頸部リンパ節転移が生じる(リンパ流が豊富) 遠隔転移は圧倒的に肺に多い 重複癌が10%以上 舌前2/3の可動部から発生したものが舌癌、後ろ1/3発生のものは中咽頭癌 舌癌は 50-70歳代、男性に多い 舌癌...
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3-05 放射線の相互作用

基礎知識 リニアックから出る電子線、X線は低LET放射線である X線のOER(酸素増感比)は2.5-3.0 低酸素腫瘍に実際に入っている線量は処方線量の1/3ということ 最も強力な放射線増感剤は酸素 1952 世界初のリニアック治療 (...
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5-12 温熱療法

基礎知識 1980年代移行、温熱療法はRT増感を主目的として臨床に取り入れらてきたが衰退傾向である。 温熱療法が十分な細胞毒性を発揮するためには42.5℃以上の加温が必要 放射線増感作用機序: 放射線抵抗性な低酸素細胞、S期細胞に温熱の...
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7-55 陰茎尿道腫瘍

基礎知識 陰茎癌の日本での年齢調整罹患率は 0.2人/10万人 尿道癌は陰茎がんより更にまれ 陰茎癌との関連が示唆されるHPVは 16,18,31,33。 HPVは尖圭コンジローマ、ボーエノイド丘疹症などの良性陰茎病変とも関連する ケー...
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7-48. 総論(泌尿器)

基礎知識 前立腺がんのα/β比は他の腫瘍より小さく、late responding tissueと同等かそれ以下との報告あり → 寡分割照射法や高線量率組織内照射が注目されている 標準治療 膀胱癌(筋層浸潤) : 膀胱全摘除術 ...
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7-01 脳神経(総論)

基礎知識 悪性脳・脊髄腫瘍は浸潤性が強く、手術での根治は不可能である。化学療法単独での治癒もほとんど期待しがたい。RTが根治には重要。 原発性脳腫瘍の頻度: 1.髄膜腫 2.神経膠腫(24%) 放射線治療 照射方法には以下のよう...
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7-04 頭蓋内胚細胞腫瘍

基礎知識 頭蓋内胚細胞腫瘍(intracranial germ cell tumor)は全頭蓋内腫瘍の 0.5-2.5%。 日本人は西洋人より好発、松果体・鞍上部などの正中に好発、10-20代の若年者に好発 頭蓋内胚腫...
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7-52 前立腺癌根治照射(外部照射)

基礎知識 前立腺癌では治療後5年以上経過後の再発もある 標準治療 根治可能なのは限局性癌(T1-2N0M0)、局所進行癌(T3-4N0M0)、骨盤リンパ節転移を認めるTanyN1M0である。 代表的なリスク分類としてD'Amic...
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7-77 小児骨腫瘍(Ewing肉腫)

基本知識 原発性骨腫瘍の頻度:骨肉腫が最多、ついで多発性骨髄腫、軟骨肉腫、Ewing肉腫。 小児では骨肉腫と軟骨肉腫が多い 骨肉腫は放射線抵抗性で外照射されることは少ない Ewing肉腫は放射線が有効 Ewing肉腫は神経特異的エノラー...
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7-57 子宮頸癌

病期分類 病期以外に、腫瘍径、骨盤内リンパ節転移の有無、傍大動脈リンパ節転移の有無、貧血の有無は重要な予後因子と考えられている。 標準治療 Ⅰb1期、IIa期(腫瘍径4cm以下) → 根治RT単独 Ⅰb2期、IIa期(腫瘍径4c...
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7-33 早期浸潤乳癌(乳房温存療法)

基礎知識 EBCTCGのメタアナリシスによるとRTは温存乳房内の再発リスクを1/3にする。治療後5年の局所再発率減少は治療後15年の乳癌死亡率の減少となり、局所再発症例を4例減らすごとに乳癌死を1例減少させる 局所治療による生存率向上の...
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7-34 進行乳癌に対する乳房切除後放射線療法

背景 局所進行乳癌(特に腋窩リンパ節転移数4個以上)では術後胸壁照射(PostMastectomy Radiation Therapy : PMRT)が行われる腋窩リンパ節転移数1-3個でのPMRT適応は議論がある(NCCNは推奨。ASC...
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7-32 非浸潤性乳癌

基礎知識 非浸潤癌は最も早期の乳がんである。乳腺上皮由来。がん細胞が乳管内or小葉内に限局し間質浸潤が見られない。 非浸潤がんは(1)DCIS Ductal carcinoma in situ (2)LCIS Lobular carci...
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7-31 総論(乳癌)

自然史 乳癌の自然史については「Halstedian theory」「systemic theory」「spectrum theory」がある 「Halstedian theory」 : 癌が局所 → 所属リンパ節 → 全身と規則的に進...
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5-07 化学療法

殺細胞性抗悪性腫瘍薬 : 細胞分裂を障害しアポトーシスを誘導する 分子標的治療薬 : 癌細胞に特異な分子を阻害する 世界初の抗癌剤はナイトロジェンマスタード 1946年 悪性リンパ腫に使用された。ナイトロジェンマスタードの改良版が「シクロ...
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7-25 肺癌・縦隔腫瘍・胸膜腫瘍

肺癌 小細胞癌は肺癌全体の10-15% 小細胞癌の治療の主体はケモ Pancoast腫瘍: 胸側壁から直接鎖骨上窩に進展する肺尖部肺癌 TNM7thでの変更 T因子が細分化された 肺内結節の扱いがダウングレードされた (同一肺葉内T...
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7-19 鼻副鼻腔

解剖 鼻腔 = 鼻前庭+鼻腔+嗅部 副鼻腔 = 篩骨洞+前頭洞+蝶形骨洞+上顎洞 翼口蓋窩は6方向全ての方向で交通している 標準治療 臨床的には (1)鼻前庭腫瘍 (2)鼻腔・副鼻腔腫瘍(上顎洞癌はここ) (3)嗅部腫瘍(嗅神経...
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7-15 上咽頭癌

疾患の特徴 症状乏しい → 進行例、遠隔転移例が多い。 未分化癌が多い 上咽頭はリンパ流豊富 → リンパ節転移も多い。 男女比は3:1 他の頭頸部がんに比べ、若年発症が多い。40-60歳代に好発。10代でも発症する。 上咽頭は鼻、耳と交...
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5-02 がんステージング

世界的に受け入れられている分類はAJCCとUICCによるTNM分類である。 一旦決定されたTNM分類は変更してはいけない 1臓器に同時多発癌のある場合、最も進展度の高い病巣をT分類とする 病変部位はICD-O(International ...
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7-05 髄膜腫

基本事項 髄膜腫はくも膜細胞から発生する良性腫瘍である 髄膜腫の発生母地である髄膜皮細胞が多面性を持つことを反映し、髄膜腫も臨床的、病理的にかなりの幅のある疾患である 髄膜腫は原発性脳腫瘍の1/4である ほとんとの髄膜腫はWHO gra...
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7-22 唾液腺腫瘍

解剖 耳下腺は顔面神経通過面によって浅葉(80%)と深葉(20%)に分けられる。 耳下腺は大唾液腺内で唯一リンパ節を有する 疫学 唾液腺腫瘍の発生頻度。 耳下腺 : 顎下腺 : 舌下腺 : 小唾液腺 = 100 : 10 : 1...
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7-76 小児軟部組織腫瘍

疾患概念 小児横紋筋肉腫の好発年齢は 2-5歳 小児軟部組織腫瘍で最多なのは横紋筋肉腫。知識としてはこれをおさえればOK。 標準治療 組織型、発生部位により予後が異なる。 組織型: 予後良好: 胎児型 予後不良: 胞巣型、未...
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7-79 神経芽腫

副腎髄質や交感神経幹から発生する 腫瘍マーカー: 尿中VMA、尿中HVA、血清NSE 予後因子 18ヶ月までの発症 → 良好 神経節に発症 → 良好 NYCN腫瘍遺伝子の増幅、染色体重複 → 不良 主な再発形式は骨or骨髄 自然退縮...
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7-80 小児白血病・悪性リンパ腫

ALL(急性リンパ性白血病) リスク分類はNCI分類を用いる: WBC 5万/μL以上かつ10歳以上 → 高リスク、WBC 5万/μL未満かつ1-9歳 → 標準リスク 適応:CNS(予防、制御、救済)、睾丸再発(救済) CNS照射 ...
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2-15 唾液分泌障害

表1 唾液減少への対処法 対処法 具体例 粘膜の保湿 水分補給,保湿剤(口洗剤,スプレー,ジェル),人工唾液(サリベート),モイスチャープレート 唾液腺刺激 ガムなどの咀嚼,味覚刺激,唾液腺マッサ...
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7-68 ホジキンリンパ腫

HLの病理分類 結節性リンパ球優位型ホジキンリンパ腫(nodular lymphocyte predominant HL:NLPHL) 古典的ホジキンリンパ腫(classical HL) リンパ球増多型(lymphocyte-ric...
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7-67 造血器腫瘍-総論

ホジキンリンパ腫 ホジキンリンパ腫は20代~30代の若年者に多いのが特徴 ホジキンリンパ腫の5yOSは90%程度 つまりホジキンリンパ腫は若い人に多く治って当たり前の疾患のため、RT晩期有害事象の制御が重要な課題となる 結節型ホジキンリ...
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7-29 胸膜中皮腫

石綿肺、中皮腫はともにアスベスト曝露を原因とするアスベスト関連疾患であるが、石綿肺が高濃度被曝のみで発症するのに対し、中皮腫は環境被曝などの低濃度でも発症するという違いがある 中皮腫に対するRTとしては(1)生検後の播種予防(2)根治照射...
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4-3 光子線の線量測定と治療計画

臨床的要点 ペースメーカー(PM)や埋込み式除細動器(ICD)への放射線照射による誤作動は臨床的に確認されている。 金属製の人工物を通る線量計算は不正確である → 極力、金属物を通らないビームを使用する 物理ポイント dmaxに...
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4-4 電子線の線量測定と治療計画

臨床上の要点 電子線は深さ約5cmまでの表在性腫瘍の治療に用いられる かつて高エネルギー電子線はベータトロンによって作られていた。現在はLineacで4-25MeVの電子線を作ることが可能。 実臨床では電子線のDmax、R90(90%線...
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2-08 放射線治療に関係する不安・抑うつおよびその評価と対応

抑うつの原因となる薬物: ステロイド、インターフェロン、抗男性ホルモン療法、タモキシフェン、一部の抗癌剤(ビンクリスチン、ビンブラスチン、プロカルバジン、L-アスパラギナーゼなど) 不安の原因となる薬物: 抑うつの原因となる薬物に加え、β...
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2-17 放射線肺障害

放射線関連肺障害(Radiation-induced lung injury : RILI) 放射線関連肺障害は以下2つからなる 放射線肺臓炎(radiation pneumonitis:RP) 急性期~亜急性期 放射線肺線維症(...
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