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7-14 舌癌
篠原2010
2015.07.02
基礎知識
- 舌癌の半数に経過中に頸部リンパ節転移が生じる(リンパ流が豊富)
- 遠隔転移は圧倒的に肺に多い
- 重複癌が10%以上
- 舌前2/3の可動部から発生したものが舌癌、後ろ1/3発生のものは中咽頭癌
- 舌癌は 50-70歳代、男性に多い
- 舌癌は口腔癌の約半数(口腔癌は6亜部位に分類される)
- 舌縁発生が90%、SCCが95%以上
小線源治療
- T12-N0舌癌の標準治療は小線源治療
- 低線量率照射 2Gy/h以下、高線量率照射 12Gy/h以上
- 低線量率組織内照射では管理区域が必要
- 低線量率Ir-192では 60-70Gy/4-8日で治療
- 高線量率では 1回5-6Gyを1日2回照射、総線量 55-60Gy/9-10Fr/5-7日
外照射
- 電子線照射
- 動注併用外部照射 60Gy/30Frなど
標準治療成績
- 局所制御率 T1:90%以上、T2:80%前後、T3:70%前後
- 頸部リンパ節転移が最も重要な予後因子
- 医科歯科の報告: 頸部リンパ節転移 Ⅰ期:27%、Ⅱ期:41%
- 初診時N0の後発リンパ節転移出現時期の中央値は5ヶ月
- 初診時N0・治療後N0 → 5yCSS 97%、初診時N+ → 5yCSS 80%、初診時N0・治療後N+ → 70%
- 頸部リンパ節は予防覚醒せず、watching policyでいいと考えられている。予防郭清と救済郭清で遠隔成績同程度との報告あり
放射線有害事象
- 最も多いのは舌粘膜潰瘍、下顎骨壊死
- 歯肉潰瘍、顎骨露出・腐骨化などは外科的処置を必要とする
- 晩期AEは7~66ヶ月の間に発生し、平均発生期間は 43ヶ月であった。発生中央値は36ヶ月。
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