コンテンツへスキップ
7-48. 総論(泌尿器)
篠原2010
2015.07.01
基礎知識
- 前立腺がんのα/β比は他の腫瘍より小さく、late responding tissueと同等かそれ以下との報告あり → 寡分割照射法や高線量率組織内照射が注目されている
標準治療
- 膀胱癌(筋層浸潤) : 膀胱全摘除術
- 膀胱がん(非筋層浸潤) : TURBT + 抗癌剤およびBCGの膀胱内注入
- 腎癌 : 手術
- 腎盂尿管癌 : 手術(一側尿路全摘出術)
放射線治療
- 腎細胞癌に対し、手術単独と術前および術後照射の有効性を検討した臨床試験では手術にRTを追加するメリットは示されなかった
- 睾丸腫瘍(精上皮腫) : StegeⅠ、II期では高位除睾術後の予防照射orリンパ節転移への治療として適応あり。非精巣上皮腫瘍ではRTは標準治療ではない
睾丸腫瘍(精上皮腫)に対するRT
- NCCNガイドライン: ステージⅠに対して高位睾術後の傍大動脈±患側の腸骨リンパ節領域への予防照射 or サーベイランス
- Medical Research Council や EORTCでは照射範囲の縮小(傍大動脈のみ)、線量の低減(30Gy->20Gy)が推奨されている。
- EORTCの臨床試験: 傍大動脈±患側骨盤リンパ節領域の20~30Gyの予防照射とカルボプラチン1サイクルが同等の成績
コメント