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7-77 小児骨腫瘍(Ewing肉腫)
篠原2010
2015.06.30
基本知識
- 原発性骨腫瘍の頻度:骨肉腫が最多、ついで多発性骨髄腫、軟骨肉腫、Ewing肉腫。
- 小児では骨肉腫と軟骨肉腫が多い
- 骨肉腫は放射線抵抗性で外照射されることは少ない
- Ewing肉腫は放射線が有効
- Ewing肉腫は神経特異的エノラーゼで染色されるなど神経分化を示すことがあり、髄芽腫、神経芽腫と仲間であると考えられている PNET(原子神経外胚葉性腫瘍)。
- Ewing肉腫は主に10-20歳に発症、わずかに男に多い
標準治療
- Ewing肉腫の基本治療方針: まず全身化学療法 → 次に局所療法として手術とRTを検討
- 局所治療としてはまずは手術を検討。手術のみで対応できない場合、RT。
- RTとしては術前、術後、根治いずれの場合もある。
放射線治療
- GTVは治療前腫瘍部(=化学療法前の腫瘍範囲)
- 初期照射はGTVに5cm程度、ブーストでは2cm程度のマージンを設定して照射する
- 処方線量: 術前照射では45-50.4Gy/25-28Fr程度、根治or辺縁切除例では 55.8Gy/31Fr程度
- 通常分割で50-60Gy程度が目安
治療成績
- 5yOSは50-79%
- Ewing肉腫の予後因子: 年齢、病期、部位、腫瘍体積、初期化学療法への反応性など。体幹部(骨盤など)原発で予後不良。ケモ抵抗性で予後不良。
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