7-68 ホジキンリンパ腫

HLの病理分類

  • 結節性リンパ球優位型ホジキンリンパ腫(nodular lymphocyte predominant HL:NLPHL)
  • 古典的ホジキンリンパ腫(classical HL)
    • リンパ球増多型(lymphocyte-rich)
    • 結節硬化型(nocdular sclerosis)
    • 混合細胞型(mixed cellularity)
    • リンパ球減少型(lymphocyte-depleted)
  • 古典的HLではRS細胞やホジキン細胞が見られ、これらこそ悪性細胞の本体である。これらの細胞は胚中心B細胞由来であり、発癌にはEBウィルスが重要な役割を果たしている。
  • NLPHLではL&H細胞(lymphocytic and histiocytic)細胞(別名ポップコーン細胞)が見られる
  • NLPHLは古典的HLに比較してⅠIIの限局期に診断されることが多く予後良好。

病期分類

  • Cotswold分類を用いる
  • かつては病期分類のⅡ期以下を限局期、III期以上を進行期とわけて治療方針を決定していた(stage-adaptive therapy)

リスク分類

  • 今日では限局位を低リスク(favorable)、中リスク(unvaforable)、進行期を高リスクとして治療方針決定する(risk-adaptive therapy)
  • 高リスク群はIPS(International Prognositc Score)を用いて予後予測が可能である。

  • HLのリスクごとの治療法の概略

リスク群 ABVD IFRT
低リスク群 2-4サイクル CR 30Gy RP 36-40Gy
中リスク群 4-6サイクル CR 30Gy RP 36-40Gy
高リスク群 6-8サイクル 巨大腫瘤部に30-40Gy
NLPHL限局期 30-36Gy

治療方針

  • リスクに応じて、ABVDのサイクル数とIFRTの線量を変えるのが基本。
  • ABVD終了後、および全治療終了後にFDG-PET施行が望ましい。
  • HLでは病変内繊維形成のためCR後もCT上は病変残存することが多く、これらhCR(u)として扱われてきた → PETではこれらが単なる瘢痕か腫瘍残存かを鑑別可能である。

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