生存時間分析 イベント時間 (event time) 定義イベント時間とは、生存時間分析において、測定開始からイベント発生時点までの経過時間のことである。生存時間分析の各手法は、イベント時間に離散時間、連続時間のいずれかを想定している。それぞれ離散時間手法、連続時間手法と呼ばれる。記述的手法で... 2016.07.09 生存時間分析
がんの生物学 がん抑制遺伝子 (tumor suppressor gene) 定義がん抑制遺伝子は、がんの発生を抑制する機能を持つタンパク質(がん抑制タンパク質)をコードする遺伝子である。従ってがん抑制遺伝子は、遺伝子変異によって不活性化された場合に、それを含む細胞に選択成長優位をもたらし発がんの原因となる。がん抑制... 2016.07.07 がんの生物学
がんの生物学 生殖細胞系ゲノム (germline genome) 定義生殖細胞系ゲノム (germline genome)とは、両親から受け継いだ、個人のゲノムのことである。 2016.07.07 がんの生物学
がんの生物学 キナーゼ (kinase) 定義キナーゼ(kinase)は、リン酸基(phosphate group)の他の分子(タンパク、脂肪など)への付加を触媒する、蛋白である。キナーゼはほぼ全ての信号伝達経路で不可欠な役割と担っている。キナーゼ阻害を機序とする分子標的薬として、... 2016.07.07 がんの生物学
がんの生物学 サブクローナル変異 (subclonal mutation) 定義サブクローナル変異 (subclonal mutation)とは、がん細胞の一部のサブセットにおいてのみ存在する遺伝子変異である。 2016.07.07 がんの生物学
がんの生物学 がん遺伝子 (oncogene) 定義がん遺伝子(oncogene)とは、変異するとこれを含む細胞に選択的成長優位をもたらす遺伝子のことである。関連がん抑制遺伝子 2016.07.07 がんの生物学
がんの生物学 エピジェネティック (epigenetic) 定義エピジェネティック (epigenetic)とは、DNAシーケンス以外のメカニズムが原因となっている遺伝子発現あるいは細胞表現形の変化である。 2016.07.07 がんの生物学
がんの生物学 選択的成長優位 (selective growth advantage) 定義選択的成長優位 (selective growth advantage; s)とは、細胞集団において、誕生する細胞数と死滅する細胞数の差である。正常な成人の損傷のない組織では、s=0.000000であることが知られている。 2016.07.07 がんの生物学
がんの生物学 ミスセンス変異 (missense mutation) 定義ミスセンス変異とは、構造的には1塩基置換(例:C → T)であり、機能的にはアミノ酸の置換(例:ヒスチジン → アルギニン)をもたらす遺伝子変異の1型である。関連遺伝子突然変異 (gene mutation) 2016.07.07 がんの生物学
がんの生物学 増殖(amplification) : 遺伝子の 定義増殖(amplification)とは、ゲノムの小さな一部(数千メガバイト以下)のコピーが大量に産生される遺伝子変異である。(遺伝子変異の機能的分類)関連遺伝子突然変異 (gene mutation) 2016.07.07 がんの生物学
がんの生物学 ドライバー遺伝子 (driver gene) 定義ドライバー遺伝子(driver gene)は、変異ドライバー遺伝子(Mut-driver gene)とエピドライバー遺伝子(Epi-driver gene)の総称である。いずれもそれを含む細胞に選択的な増殖優位性を与える点は同じである。... 2016.07.07 がんの生物学
がんの生物学 ゲートキーパー遺伝子 (gate keeper) 定義ゲートキーパー遺伝子 (gate keeper)とは、それが変異されることによって、がん化(tumorigenesis)が開始する起点となる遺伝子のことである。網膜芽細胞腫におけるRB遺伝子、腎細胞癌におけるVHL遺伝子などが知られてい... 2016.07.07 がんの生物学
がんの生物学 がんの転移能を司る遺伝子 遺伝学的には、がんの遠隔転移能を司る遺伝子が存在すると考えられているが同定されていない。同定されていない理由として以下の3仮説が提案されている。(1) エピジェネティック変異など現在の技術では検出できない変化が関与している可能性(2) 転移... 2016.07.07 がんの生物学
がんの生物学 パッセンジャー変異 (passenger mutation) 定義パッセンジャー変異(passenger mutation)とは、がん細胞内に起きている遺伝子突然変異のうち、がん化には何の影響も与えていない(と考えられている)遺伝子変異である。がん細胞内の遺伝子変異は一般に、ドライバー変異(がん化にお... 2016.07.07 がんの生物学
がんの生物学 ドライバー遺伝子変異 (driver gene mutation) 同義語ドライバー遺伝子変異(driver gene mutation)、ドライバー(driver)定義ドライバー遺伝子変異(driver gene mutation)とは、がん細胞内に起きる遺伝子突然変異のうち、がん細胞に選択的な生存優位を... 2016.07.07 がんの生物学
がんの生物学 遺伝子突然変異 (gene mutation) 定義遺伝子突然変異(gene mutation)とは、遺伝子を構成するDNAシーケンスの物理的かつ永続的な変化のことである。遺伝子突然変異の分類物理的にどのような変化が起きているのかという構造的観点からは以下に分類される。1塩基対置換(si... 2016.07.07 がんの生物学
がんの生物学 DNAシーケンシング(DNA sequencing) 定義DNAシーケンシング(DNA sequencing)とは、DNAの塩基配列を決定することである。即ちヒトゲノムはA,C,T,Gの4文字でコードされているが、シーケンシングとは文字列を具体的に読み取り決定することである。シーケンシングした... 2016.07.07 がんの生物学
がんの生物学 エクソーム (exome) 定義エクソーム(exome)とは、ヒトゲノム中の全エクソンの集合体のことである。語源的にはエクソン(exon)+ギリシャ語の「すべて・完全」などを意味する接尾辞(ome)で、エクソン全体を意味する。エクソームのサイズは全ゲノム(ヒトでは約3... 2016.07.07 がんの生物学
3次予防(治療) 内照射(小線源治療) 同義語内照射、小線源治療定義小線源治療とは、放射性物質(放射性同位体、ラジオアイソトープ、RI)を体内に入れ、体内からがんに放射線をあてる治療法の総称である。小線源治療の分類小線源治療は、密封小線源治療と非密封小線源治療に大別される。密封小... 2016.07.07 3次予防(治療)
がんの疫学 全国がん登録 定義全国がん登録とは、日本でがんと診断されたすべての人のデータを、国で1つにまとめて集計・分析・管理する仕組み(制度)である。2016年1月から開始した。全国がん登録によって初めて、日本の正確ながん患者数や治療成績の把握が可能になる。逆にい... 2016.07.07 がんの疫学
1次予防(発生予防) ヘリコバクター・ピロリ (Helicobacter pylori) 定義ヘリコバクター・ピロリはヒトの胃などに存在するグラム陰性微好気性細菌である。単にピロリ菌とも呼ばれる。ポイントピロリ菌は1983年にオーストラリアのロビン・ウォレンとバリー・マーシャルにより発見された。感染経路は経口のみである。免疫機能... 2016.07.05 1次予防(発生予防)
Web がんを知るためのWeb情報源 がん全般の情報がんセンターがん情報サービス(がん全体の情報を得ることができます)がん研究振興財団(がんの統計や啓蒙パンフレットを配布)がんの子どもを守る会(小児がん全般の情報)がん予防(1次予防)日本禁煙学会HPVの情報がん検診(2次予防)... 2016.07.05 Web
3次予防(治療) Virotherapy 定義Virotherapyとは、正常細胞では増殖せず、がん細胞内でのみ増殖するように改造された増殖性ウィルスを腫瘍患者に感染させるがん治療法である。機序:治療用ウィルスは患者のがん細胞に感染し細胞死を惹起し、更に周囲の細胞への感染を繰り返し... 2016.07.05 3次予防(治療)
がんの疫学 がん患者の年齢区分 定義多くの使用されている、がん患者の年齢区分を示す。小児:15歳以下乳児:0~1歳以下乳幼児:1~3歳以下幼児:3~6歳以下若年者:25歳以下高齢者:65歳以上前期高齢者:65歳から74歳まで後期高齢者:75歳から84歳まで超高齢者:85歳... 2016.07.05 がんの疫学
3次予防(治療) 外照射(外部照射) 同義語外照射、外部照射、external beam radiotherapy (EBRT)、external beam irradiation、external irradiation定義外照射(external beam radiothe... 2016.07.05 3次予防(治療)
4次予防(緩和ケア) オピオイド (opioid) 定義オピオイド (opioid)とはオピオイド受容体に結合する化学物質の総称である。オピオイドの分類オピオイドは作動薬、拮抗薬に分類される。オピオイドは、天然、合成に分類される。オピオイドは、内因性、外因性に分類される。モルヒネ、コデインは... 2016.07.05 4次予防(緩和ケア)
3次予防(治療) 一塊切除 (en bloc resection) 同義語一塊切除 (en bloc resection)、En bloc切除定義En bloc切除とは、がんの原発巣と所属リンパ節を、分断せずに、まとめて切除することである。 2016.07.05 3次予防(治療)
がんの生物学 異形成 (dysplasia) 定義異形成 (dysplasia)とは、上皮内に限局する(=基底膜を破壊しない)、細胞異型、構造異型を伴う増殖性病変である。異型度が軽度であるため、癌と確定できないものである(癌と確定できるものは日本では上皮内がんと呼ばれる)。異形成には腫... 2016.07.05 がんの生物学
栄養学辞典 悪液質(cachexia) 同義語悪液質 (cachexia)、食思不振・悪液質症候群wasting syndrome(消耗症候群、衰弱症候群)定義悪液質(cachexia)とは、通常の栄養療法では回復ができない体重減少のことである。つまり食べても食べても、体重が減っ... 2016.07.05 栄養学辞典
2次予防(検診) がん検診のAnalytic Framework 定義Analytic Framework(以下、AF)とはUS Preventive Services Task Force(以下、USPSTF)が提唱したがん検診の効果判定のためのモデルである。AFでは、直接的証拠と間接的証拠を分ける。直... 2016.07.03 2次予防(検診)
2次予防(検診) 任意型がん検診 (opportunistic screening) 同義語任意型がん検診(opportunistic screening)、人間ドック型がん検診定義任意型がん検診(opportunistic screening)とは、対策型がん検診以外のがん検診全てのことである。がん検診の目標はがんによる死... 2016.07.03 2次予防(検診)
2次予防(検診) 対策型がん検診 (Population-based screening) 同義語対策型がん検診(Population-based screening)、住民検診型がん検診定義対策型がん検診 (Population-based screening)とは、特定のがんの死亡率を下げることを目的として、公共政策として行わ... 2016.07.03 2次予防(検診)
社会心理学 群集心理 定義群集心理とは、たまたまいあわせた人々に一時的なな心理的相互作用が生じることによって、それらの人々に生じる独特の心理的傾向のことである。(ただ人々が居合わせるだけでは、多くの場合、問題となるような社会的相互作用は生じない。)群集心理の具体... 2016.07.03 社会心理学
社会心理学 服従 定義服従とは、集団においてメンバーが、リーダーの命令に従って自分の希望に反する行動を取ることである。服従はメンバーを残酷にすることが知られている(アイヒマン実験)。 2016.07.03 社会心理学
社会心理学 同調行動 定義同調行動とは、集団のメンバーが、集団に留まるために、自分の態度や行動が集団のルールと相反する場合には、自分を曲げて集団のルールに従う行動のことである。集団が持つメンバーへの強制力(従わせようとする力)を集団圧力と呼ぶ。実験的に同調行動の... 2016.07.03 社会心理学
社会心理学 攻撃行動 (aggressive behavior) 定義攻撃行動とは、他者に身体的・精神的な苦痛を与える行動である。人間を含む多くの動物に自分に危害を加える個体に対する攻撃行動が生得的にプログラムされていることが知られている。 2016.07.03 社会心理学
社会心理学 傍観者効果 (bystander effect) 同義語傍観者効果(bystander effect)定義傍観者効果とは、緊急の助けを必要としていることを、その場にいる多数の人が認識していながら、結局誰も援助せず見殺しにしてしまう現象を指す社会心理学の用語である。1964年ニューヨークで起... 2016.07.03 社会心理学
社会心理学 援助行動 定義援助行動とは、他者を助ける行動である。向社会的行動の1種である。援助行動の起源援助行動の起源(=人は何故、他者を助けるのか)という問題に対しては、(1) 本能説 (2) 社会的強化説の2つの回答仮説がある。本能説は援助行動は生得的なもの... 2016.07.03 社会心理学
社会心理学 対人魅力 定義対人魅力とは、人が他者に対して感じる魅力(好き嫌い)である。対人魅力の要因対人魅力の要因として以下のようなものが知られている。(1) 近接性よく接する人を好きになりやすい。(2) マッチング効果男女交際では外見レベルのつりあった人が付き... 2016.07.03 社会心理学
社会心理学 説得的コミュニケーション 定義説得的コミュニケーションとは、他者の態度(=心)を変容させ、それによって他者の行動を変化させることを目的としたコミュニケーションのことである。説得的コミュニケーションの成功要因説得的コミュニケーションの成功要因としては、(1)誰が説得す... 2016.07.03 社会心理学
社会心理学 原因帰属 定義原因帰属とは、心理学において、ある出来事の原因を何かに求める(帰属させる)心の働きのことである。現象を因果関係で説明するのは科学一般の原理である。心理学が原因帰属を問題にする場合、科学的に妥当な因果関係の推定原理ではなく、ある意味では人... 2016.07.03 社会心理学
人格心理学 モード性格 定義モード性格とは、モード(日常生活における様々な状況)に対応して出現する性格のことである。モードに応じて可逆的であることがモード性格の特徴であるとされる。 2016.07.02 人格心理学
人格心理学 一貫性論争:性格の 定義一貫性論争とは、性格心理学における、"性格は各個人において一貫して変わらないもの"という立場と、"性格は一貫したものではなく、状況に応じてどんどん変化するもの"という立場の間の論争である。心理学的には実証的研究に基づき、1990年代まで... 2016.07.02 人格心理学
人格心理学 性格に対する環境の影響 行動遺伝学では、性格に対する影響は遺伝が20-60%、環境が40-80%程度と考えられている。環境因子としては、兄弟の性格に対する行動遺伝学研究からは、親のような兄弟が共通して経験する環境(共有環境)よりも、学校や友達のようなそれぞれが別々... 2016.07.02 人格心理学
人格心理学 行動遺伝学 (behavioral genetics) 同義語行動遺伝学 (behavioral genetics)定義行動遺伝学は、行動への遺伝の影響を分析することを目的とした、遺伝学の一分野である。人間の心理機能(特に知能と性格)、人間の精神疾患、実験動物の行動などが主な関心対象となっている... 2016.07.02 人格心理学
人格心理学 ビッグファイブ 同義語ビッグ・ファイブ・モデル定義ビッグファイブとは、性格の特性論の1つであり、5つの性格特性で性格(パーソナリティ)を記述可能とする理論である。5つの因子の具体的な名前、内容は研究者によって若干の差異があるが一般的なものは以下の5つである... 2016.07.02 人格心理学
人格心理学 特性論 定義特性論とは、心理学における性格理論の1種であり、性格を個別の構成要素(=性格特性)に分解して理解しようとする方法である。特性論の詳細特性論では、性格特性を共通特性と個人特性に分ける。共通特性は誰もが持っていて、その程度を個人間で比較でき... 2016.07.02 人格心理学
人格心理学 性格 (personality) 同義語性格 (personality)定義性格とは、各個人の行動において観察される、比較的持続的かつ特徴的なパターンのことである。性格を理解するための枠組み性格を理解する枠組みとしては、(1)類型論(2)特性論がある。類型論とは、人の性格を... 2016.07.02 人格心理学