医学研究倫理

研究不正(データの扱いにおける)

データの扱いにおける研究不正は以下4種類に大別される。(1) データの捏造 (実在しないデータを研究者の都合のよいようにでっち上げる)(2) データの剽窃 (人のデータを盗用する、許可無く使用する)(3) データのトリミング (データの一部...
観察的研究

質的研究 (qualitative research method)

定義質的研究(qualitative research method)とは、質的データ(=符号化、数値化された量的データの対義語、要するに通常の言葉そのもの)を量的データに変換することなく、そのまま分析対象とする研究方法である。対義語は量的...
観察的研究

観察法の分類

観察法(observation method)は以下のようにいくつかの視点から分類可能である。観察状況に対する人為的操作の有無による分類自然観察法:観察状況への人為的操作をしない実験観察法:観察状況を人為的に作りだす現象選択の方法による分類...
観察的研究

コーエンのカッパ係数 (Cohen’s κ)

定義コーエンのカッパ係数は、2者間の符号化、評定などがどれだけ一致しているかを示す指標である。Po = 回答一致数 / 全評定数 = 分割表の対角成分の和(トレース) / 分割表の全成分の和Pe = 各回答カテゴリの期待一致率 = 分割表の...
実験的研究

デブリーフィング (debriefing)

定義デブリーフィング(debriefing)とは心理実験の終了にあたって、被験者に対して実験手続きの全てを説明し、実験過程で被験者に生じた疑念、苦痛、ストレスなどを全て取り除く作業である。心理実験では、実験目的を完全に開示しない、場合によっ...
心理学辞典

意識心理学

定義意識心理学とは、内観法によって意識を対象とした研究を行う心理学の一分野である。心理学が哲学から独立した科学となったのは1879年、ヴントがライプツィヒ大学に心理学実験室を設立した時であると言われている。この独立当時の心理学は意識心理学で...
実験的研究

無知手続き (blind technique)

同義語無知手続き (blind technique)定義無知手続きとは、実験において実験者効果を最小限にするための対策法であり、一言でいえば実験者、被験者を実験目的に対して無知にする手続きである。無知手続きの実際(心理学の場合)(1) 実験...
実験的研究

実験者効果 (experimenter effect)

同義語実験者効果、実験者の期待効果、experimenter effect定義実験者効果とは、実験者の持つ期待が、実験に与える影響の総称である。基本的には実験者効果は、実験者にとって都合のいい結果を導くように実験を誘導すると考えられる。実験...
実験的研究

ディセプション (deception)

定義ディセプション(deception)とは、心理実験において、要求特性の影響を最小化するために、被験者に偽りの目的や仮説を教示する方法である。関連要求特性 (demand characteristics)
実験的研究

社会的望ましさ (social desirability)

定義社会的望ましさとは、人が社会的に望ましい自分を演じる傾向のことである。
実験的研究

要求特性 (demand characteristics)

同義語要求特性 demand characteristics定義心理実験において、実験室の中にあって、ある特定の反応を被験者に要求する圧力をもたらすもののこと。被験者は通常、社会的に望ましい自分、実験者にとって望ましい自分を演じる傾向がある...
実験的研究

観察反応 (reactivity)

同義語観察反応(reactivity)、反応性(reactivity)定義観察反応とは、心理実験において、被験者が研究者によって観察されていると自覚することによって、日常生活での反応(振る舞い)とは違う反応を示す問題のことである。研究者の「...
仏教辞典

慈悲の瞑想

私は幸せでありますように私の悩み苦しみがなくなりますように私の願いごとが叶えられますように私に知恵の光が現れますように私は幸せでありますように(3回)私の親しい人々が幸せでありますように私の親しい人々の悩み苦しみがなくなりますように私の親し...
数学用語(補遺)

トレース (trace)

定義トレースとは行列の対角成分の和のことである。行列Aのトレースは Tr(A) と表記する。関連対角成分正方行列(square matrix)
観察的研究

コンテキスト効果 (context effect)

定義コンテキスト効果(context effect)とは、質問紙法などの心理調査法において、同じ質問文でありながら、質問される文脈によって回答に変化が生じる減少のことである。先行する質問が後続する質問の回答に影響を及ぼすコンテキスト効果を、...
観察的研究

表面的妥当性 (face validity)

定義表面的妥当性(face validity)とは、心理尺度によって測定したものが、測定を意図したものを実際に測定できているように見える程度のこと。関連妥当性(validity) : 心理尺度における
記述統計(2変数)

相関関係 (correlation)

定義相関関係とは2変数間に存在する(何らかの)規則的な関係のことである。因果関係を含むより広義の概念である。相関関係の分類相関関係は因果関係との比較から以下5種類に分類可能である。(1)変数yが原因、変数xが結果 (因果関係)(2)変数xが...
{psych}

[R]{psych} read.clipboard() : クリップボード内のデータをRのデータフレームとして読み込む関数

説明read.clipboard()はクリップボード内のデータをRに読み込む関数である。返り値としてデータフレームを返すのでこれをRの変数として受け取って使用する。read.clipboard()には一群の関数がある。read.clipbo...
{psych}

[R]{psych} lowerCor() : 相関行列を下三角行列として出力する関数

説明lowerCor()は指定した方法で相関係数を計算し、指定した桁数で下三角行列として相関行列をする関数である。使用法lowerCor(x,digits=2,use="pairwise",method="pearson")引数x : デー...
Excel

Excelでファイル保存時に「ドキュメント検査機能では削除できない個人情報がドキュメントに含まれていることがありますので、ご注意ください。」というメッセージを出さないようにする方法

エクセルでファイル保存時に以下のような警告が表示されることがある。ここでを押せばファイルを保存できるが、毎回非常に煩わしい。しかもを押すと下記のメッセージが出てファイルを保存することすらできない。このメッセージの出力をやめさせるには、 → ...
{psych}

[R]{psych} headTail() : head()とtail()を同時に呼び出す関数

説明headTail()はutils::head()とutils::tail()を同時に呼び出す関数である。つまりデータフレーム、行列、あるいはテキストオブジェクトの最初と最後のn行を出力する。使用法headTail(x,hlength=4...
観察的研究

ダブルバーレル質問 (double barreled question)

概念ダブルバーレル質問(double barreled question)とは、形式上は1つの質問文でありながら、内容的には2つ(以上)の質問を同時に問うている質問のことである。ダブルバーレルとは二連銃のことである。二連銃では同時に弾丸が2...
観察的研究

質問紙(調査票)による調査の実施方法の分類

質問紙(調査票)による調査の実施方法は5つに大別される。調査法定義配布方法回答記録者回収方法面接調査(face-to-face interview)調査員が対象者に面接を行い、面接中に調査票の指示に従って口頭で聞き取りを行い、調査員が回答を...
観察的研究

質問紙(調査票)の質問配列の原則

質問紙中での質問の配列方法として一般的に採用されて原則として以下のようなものがある。(配列方法として明確に規定されたルールは存在しない。)(1) 最初に一般的で答えやすい質問(捨て質問)を配置する。(2) 重要な質問をできるだけ前に配置する...
観察的研究

質問の回答形式の分類:質問紙法における

質問紙調査における質問の回答形式はいくつかの分類がある。単一回答法(single answer):選択肢の中からあてはまるものを1つだけ選んでもらう方法。複数回答法(multiple answer):選択肢の中からあてはまるものを複数選んで...
{psych}

[R]{psych} scoreItems() : 項目合成尺度のスコアの計算などを行う

説明項目合成尺度のスコアおよびクロンバックα、グットマンλ6、項目-全体相関係数(item-whole-correlations)を計算する。n個の項目に対するk個のキー(-1, 0, 1)を含む行列あるいはデータフレームと、N人✕m個の項...
クローバーの社

教会に従うべきか、自分の心に従うべきか

イグナチオの言葉に次のものがある。「自分にとって黒に見えても、カトリック教会が白であると宣言するならそれを信じよう。」教会、教皇への忠誠を、自分の判断よりも優先することを宣言した言葉である。極端な主張のように思えるかもしれない。しかし信仰の...
{utils}

[R]{utils} help() : Rの組み込みヘルプを表示する関数

説明utils::help()はRのヘルプシステムのための基本となるインターフェースである。使用法(通常)help("知りたいRの用語")知りたいRの用語は引用符("または')で囲む必要のあるものとないものがある。囲む必要のあるものを囲まな...
{psych}

[R]{psych} omega() : 内的整合性信頼性の指標であるω係数などを出力する関数

説明一般および合計因子飽和度(general and total factor saturation)に関するマクドナルドのオメガ(McDonald's omega)推定値を計算する関数である。マクドナルドは検査の一般因子飽和度の推定量とし...
クローバーの社

これから進路を考える若い人に伝えたいこと

人生を通しての勉強との付き合いを考えると、学校(最終学歴となる学校)を卒業する以前と以後に大別できる。卒前学習、卒後学習と呼ぶことにしよう。学習の構造はインプットとアウトプットという観点から分析できるが、卒前と卒後ではいずれのあり方も大きく...
記述統計(1変数)

標準偏差(standard deviation; SD)

定義標準偏差は分散の平方根である。$Sx = \sqrt {\frac{1}{n}\mathop \sum \limits_{i = 1}^n {{({X_i} - \bar X)}^2}} $分散は元データに対して2乗の縮尺で表現されてい...
記述統計(1変数)

分散(variance)

定義分散は各データと平均値の差(=偏差)の2乗和の平均である(分散=平均偏差平方和)。観測対象が平均的に平均値からどれだけ離れているかを表す散布度の指標の1つである。$$ {S^2}x = \frac{1}{n}\mathop \sum \...
記述統計(1変数)

散布度(dispersion)

同義語散布度、分散度、散らばり、ばらつき、dispersion定義散布度(dispersion)とは、データの分布(散らばり具合/まとまり具合)を表現する要約統計量である。分布、代表値、散布度の組み合わせ代表値と散布度には変数が従う分布によ...
記述統計(1変数)

数値要約

定義数値要約とはデータを少数の数値に要約する要約統計の手法である。(要約統計の2本柱は数値要約と視覚化である。)数値要約を構成するキー概念は、代表値と散布度である。
記述統計(1変数)

生データ(raw data)

定義生データ(raw data)とは、集計や視覚化などの要約処理を行う以前の収集されたデータそのもののことである。これに対して要約統計を行う。
Rデバッグ

[R] formal argument “xxx” matched by multiple actual argumentsというエラーの原因と対策

Rで関数を実行すると以下のようなエラーメッセージが表示され実行に失敗することがある。formal argument "xxx" matched by multiple actual argumentsxxxのところに入るのはその時々に呼び出...
{lavaan}

[R]{lavaan} gwoth() : 成長曲線モデルのあてはめを行う関数

説明lavaan::growth()は成長曲線モデルのあてはめを行う関数である。lavaan()の成長曲線に特化したラッパー関数である。使用法# ミニマムfit <- growth(model = "成長曲線モデルのモデル式", data ...
Rデバッグ

[R]{lavaan} lavaan WARNING: model has NOT converged! という警告の原因と対策

lavaanでモデル フィッティングを実行すると、lavaan WARNING: model has NOT converged!という警告メッセージがでることがある。これは解が識別できないこと(解の識別不能)を意味する。解が識別不能になる...
医学辞典

MeSH

MeSHについて以下の公式サイトの説明に一部、私的解釈を加えて抄訳する。定義MeSHはアメリカ国立医学図書館(National Library of Medicine, )が作成・管理している専門用語集である。MeSHは単なる専門用語の羅列...
観察的研究

思い出し参照期間 (recall reference period)

定義思い出し参照期間 (recall reference period)とは、患者報告型アウトカムの質問項目において、回答の対象とする期間のことである。例えば「過去1ヶ月間にあなたは何回、朝食を抜きましたか?」という質問においては「過去1ヶ...
3次予防(治療)

PRO-CTCAE

定義PRO-CTCAEは、CTCAEから選択された一部の有害事象に関する患者報告型アウトカムのためのシステムである。症状を伴う有害事象に関しては、患者自身の報告に比べ、臨床医(あるいは研究者)による評価は信頼性が低く、頻度、重症度ともに過小...
3次予防(治療)

患者報告型アウトカム(Patient-reported outcomes ; PROs)

定義患者報告型アウトカム(Patient-reported outcomes ; PROs)とは、患者自身の報告に基づいて測定されたアウトカムである。患者報告型アウトカムは、健康関連QOL(HRQOL)、治療選好、ケア満足度、診療の質や有効...
3次予防(治療)

CTCAE (Common Terminology Criteria for Adverse Events)

定義CTCAE (Common Terminology Criteria for Adverse Events)は、がん臨床研究で副作用を測定・報告する標準的なシステムである。CTCAEは米国国立がん研究所(US National Canc...
マルチレベル分析

混合軌跡モデリングに必要なサンプル数

混合軌跡モデリングで頑健な推定をするためには、N=300~500以上の標本サイズが推奨される(Nagin,2005)N=100程度のサンプル数があれば分析そのものは可能(高橋, 2015)標本サイズが小さい場合、検出力が小さくなり、群の数が...
マルチレベル分析

混合軌跡モデリング

定義混合軌跡モデリングは、(多母集団の存在が想定される)縦断データ解析に用いられる統計モデルである。数理的には、グループのレベルではパラメトリック分析を、個人のレベルではノンパラメトリック分析を行うセミパラメトリックな統計モデルである。即ち...
マルチレベル分析

多母集団の成長曲線モデル(=潜在混合モデリング)

同義語多母集団の成長曲線モデル、潜在混合モデリング、growth mixture成長曲線モデルの同義語については成長曲線モデルの項を参照して下さい。定義成長曲線モデルでは全個体が1つの集団に属することを想定している。多母集団の成長曲線モデル...
マルチレベル分析

成長曲線モデルにおいて2次項を検出するために十分な標本サイズ

(Diallo et al, 2014)によるシミュレーション研究から以下の数字を挙げている。・4時点データの場合、少なくとも250、理想的には400・6時点データの場合、少なくとも100、理想的には150・10時点データの場合、少なくとも...
マルチレベル分析

潜在変化モデル (latent change model)

同義語潜在変化モデル (latent change model), 潜在差得点モデル(latent change score model)定義潜在変化モデル(latent change model)は、2時点の縦断データから、切片(=レベル...
因子分析

確認的因子分析を回帰分析の用語で表現する

確認的因子分析(モデルのあてはめ)を回帰分析の用語で表現すると、確認的因子分析では6つのパラメータを推定しているといえる。(1) 回帰係数(=因子負荷量)(2) (回帰)切片(3) (回帰)残差分散(4) 因子平均(5) 因子分散(6) 因...
{utils}

[R]{utils} download.file() : インターネットからファイルをダウンロードする関数

説明download.file()はインターネットからファイルをダウンロードする関数である。使用法download.file("ダンロードしたいファイルのURL", "ローカルに保存する際のファイル名")download.file(url,...
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