質問紙中での質問の配列方法として一般的に採用されて原則として以下のようなものがある。(配列方法として明確に規定されたルールは存在しない。)
(1) 最初に一般的で答えやすい質問(捨て質問)を配置する。
(2) 重要な質問をできるだけ前に配置する。(被験者の疲労、飽きなどに対処するため)
(3) 意識・意見に関する質問を、事実に関する質問より前に配置する。(一般に前者の質問の方が回答が難しいと考えられるため)
(5) 同じテーマの質問はできるだけまとめて配置する。次のまとまりに進む時は、いきなりではなく、その旨のガイダンスの文章を入れる。
(6) 回答者の興味が持続するように、質問の内容、形式を適宜変更する。
(7) 最後にプライバシーに関わる質問を配置する。
【出典】『心理学研究法』(高野 2004)を改変


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