多母集団の成長曲線モデル(=潜在混合モデリング)

同義語

多母集団の成長曲線モデル、潜在混合モデリング、growth mixture

成長曲線モデルの同義語については成長曲線モデルの項を参照して下さい。

定義

成長曲線モデルでは全個体が1つの集団に属することを想定している。

多母集団の成長曲線モデルは、上位に別々の集団(男女、年齢層、民族、疾患その他)がある場合に、その集団の存在をそのまま反映させた成長曲線モデルである。

多母集団の成長曲線モデルは郡のレベルと個人のレベルの両方のパラメータの推定が必要な非常に複雑なモデルであり、頑健性が低いことが知られている。

頑健性(解の安定性)が担保されるなら、多母集団の成長曲線モデルの使用に何の問題がないが、そうでない場合の代替策として混合軌跡モデリング(Group-based trajectory analysis)が提唱されている。