研究デザイン hard endpoint 定義hard endpointとは、客観的に測定できる結果のことである。(例)血圧、コテステロール値、生存期間など。関連対義語はsoft endpointである。主観的な内容を測定したエンドポイント。QoLなど。真のエンドポイント(true... 2017.09.19 研究デザイン
研究デザイン surrogate endpoint(代理エンドポイント) 定義surrogate endpoint(代理エンドポイント)とは、真のエンドポイント(true endpoint)即ち臨床的エンドポイント(clinical endpoint)を代替することを意図したバイオマーカーのことである。"a bi... 2017.09.19 研究デザイン
因果関係 逆問題(inverse problem) 定義逆問題(inverse problem)とは、中身が不明のメカニズムに対して、インプットとアウトプットの一部のみがわかっている条件で、メカニズムの中身を推定しようとする問題である。逆問題の多くは答えを何通りも考えることができ答えが一意に... 2017.07.30 因果関係
疫学指標(疾病発生) 粗罹患率 定義粗罹患率 = 一定期間に新規発生した患者数(人) ÷ 危険曝露人口の観察期間の総和(人年)当該期間に危険曝露人口の脱落をほとんど無視できる場合、以下の定義も可能である。粗罹患率 = 一定期間に新規発生した患者数(人) ÷ 当該期間の人口... 2017.07.11 疫学指標(疾病発生)
疫学指標(疾病発生) 死亡率(mortality rate) 定義死亡率(mortality rate)とは、粗死亡率(crude mortality rate; CMR)と年齢調整死亡率(age-adjusted mortality rate)の総称である。関連粗死亡率(crude mortalit... 2017.07.11 疫学指標(疾病発生)
疫学指標(疾病発生) 粗死亡率(crude mortality rate; CMR) 定義粗死亡率(crude mortality rate; CMR)とは、一定期間の死亡数を単純にその期間の人口で割った値である。例えば1年間に人口10万人のうち何人死亡したか、という形で表現される。関連年齢調整死亡率(age-adjuste... 2017.07.11 疫学指標(疾病発生)
疫学指標(検査・診断) AUC (Area Under the ROC Curve) 定義AUC (Area Under the ROC Curve)は、分類システムの性能を評価する単一の尺度である。AUC 0.5は単にランダムな分類(全く役に立たない分類)を意味し、1.0は完全な分類システムであることを意味する。関連ROC... 2017.02.23 疫学指標(検査・診断)
疫学指標(検査・診断) ROC曲線 (Receiver Operating Characteristic curve) 定義ROC曲線とは、1つの診断システムにおける、真陽性率と偽陽性率のトレードオフを示した曲線である。ROC曲線は分類モデルの予測力(prediction power)を評価するために広く使用されている。関連AUC参考Unraveling b... 2017.02.23 疫学指標(検査・診断)
因果関係 仮言命題 定義仮言命題とは、「もしAならば、Bである」という形式の命題である。「もしAならば」の部分は前件、「Bである」の部分は後件と呼ばれる。関連全称命題(universal proposition) 2016.12.03 因果関係
因果関係 仮説演繹法 定義仮説演繹法とは、仮説から予測を演繹(=論理的に導出)し、予測通りの事実が観察できた場合に仮説が正しいと推論し、観察できなかった場合には仮説が間違っていると推論する実証主義科学の方法論である。例えば以下のように仮説から予測を演繹する。仮説... 2016.12.03 因果関係
研究デザイン 回答率(response rate):分析疫学研究における 定義コホート研究 (cohort study)における回答率とは、全被験者のうちで、疾病(アウトカム)の情報が得られている者の割合のことである。症例対照研究 (case-control study)における回答率とは、全被験者のうちで、曝露... 2016.09.18 研究デザイン
研究デザイン 症例クロスオーバー試験(case-crossover study) 定義症例クロスオーバー試験(case-crossover study)は、クロスオーバー試験(crossover study)の症例対照研究版である。関連クロスオーバー試験(crossover study) 2016.09.18 研究デザイン
研究デザイン クロスオーバー試験(crossover study) 定義クロスオーバー試験(crossover study)とは、被験者が時を変えて各介入を受ける臨床試験のデザインである。例えば被験者をA群とB群にわけ、A群は介入1 → 介入2の順で介入を受け、B群は反対に介入2 → 介入1の順で介入を受け... 2016.09.18 研究デザイン
研究デザイン 地域住民に基づく研究(population-based study) 定義地域住民に基づく研究(population-based study)とは、ある地域のリスク集団 (population at risk)全体から対照を標本抽出する症例対照研究のことである。つまりある地域のリスク集団全体=原集団(sour... 2016.09.18 研究デザイン
バイアス 母性想起バイアス(maternal recall bias) 定義母性想起バイアス(maternal recall bias)とは、先天異常をもって生まれた新生児の症例対照研究などにおいて、異常児を産んだ母親の方がより正確に記憶を想起することによって生じるバイアスである。想起バイアスの特殊例である。 2016.09.17 バイアス
感染症疫学 リード・フロスト流行モデル 定義リード・フロスト流行モデルとは、1928年、ローウェル・リード(Lowell Reed)とウェイド・ハンプトン・フロスト(Wade Hampton Frost)が提唱した感染症の流行をシミュレートするための数学モデルのことである。以下の... 2016.09.17 感染症疫学
感染症疫学 感染症を制御するために必要なワクチン接種率 ワクチン接種後の実効再生産数はRt = R0(1-Ve x Vc)である。このRtを1未満にすれば感染症は終息に向かうことから、以下のワクチン接種率Vcの達成が集団免疫による感染症制御に必要である。Vc > (1 - 1/R0) / Ve但... 2016.09.17 感染症疫学
感染症疫学 流行の平衡状態(endemic equilibrium) 定義流行の平衡状態(endemic equilibrium)とは、実効再生産数(effective reproductive number) Rtが1の状態のことである。流行の平衡状態にあっては、ある集団内に新規参入する感受性者の人数と、そ... 2016.09.17 感染症疫学
感染症疫学 実効再生産数(effective reproductive number) Rt 定義実効再生産数(effective reproductive number) とは、集団発生が進行中のある集団のある時点における、免疫力と社会的交流の組わせを考慮した再生産数のことである。通常、実効再生産数はRtと表記される。感染症の伝播... 2016.09.17 感染症疫学
感染症疫学 基本再生産数(basic reproductive number) 定義基本再生産数(basic reproductive number)とは、ある感染症に対する介入(ワクチンなどの)が行われたことのない感受性のある集団内で、発症した初発例から次に感染する平均人数のことである。通常、R0と書かれる。関連実行... 2016.09.17 感染症疫学
感染症疫学 集団免疫(herd immunity) 関連集団免疫(herd immunity)とは、集団内で免疫を獲得した人の割合が増えることによって、その集団内での感染症の流行が抑止されることである。要するにある集団内のメンバーがワクチン接種などで免疫を獲得すると、その御利益はワクチンを受... 2016.09.17 感染症疫学
感染症疫学 世界的流行(pandemic) 定義世界的流行とは、世界中または国境をまたぐような非常に広範囲な地域に発生する流行(epidemic)のことである。通常、世界的流行は多数の人々を冒す。(A Dictionary of Epidemiologyの定義による)参考A Dict... 2016.09.17 感染症疫学
感染症疫学 共生(symbiosis) 定義共生(symbiosis)とは、異なる生物種間の様々な相互関係の総称である。共生の具体的なあり方として、相利共生(mutualism)や寄生(parasitism)などがある。相利共生(mutualism)とは、両方の種が互いに利益をも... 2016.09.17 感染症疫学
研究デザイン 稀少疾病の仮定(rare disease assumption) 定義稀少疾病の仮定(rare disease assumption)とは、累積標本抽出のオッズ比がリスク比の妥当な推定値となるのは、曝露群における疾病発症のリスクが低い場合(即ち稀少疾病の場合)に限られるという前提のことである。 2016.09.15 研究デザイン
研究デザイン 原集団(source population) 定義原集団(source population)とは、実施されたある研究の標本(study subjects, study sample)を抽出する元となったと考えられる集団のことである。実際の研究における原集団が何であるのかは、考えてみる... 2016.09.15 研究デザイン
研究デザイン 時間ループ(time loop) 定義時間ループ(time loop)とは、研究(追跡)開始時点では入手不可能であり、追跡中に入手可能になるデータを使って、研究開始時点でのコホートの割当を変更することである。コホート研究におけるルール違反である。例えば、喫煙と発がんの因果関... 2016.09.15 研究デザイン
因果関係 潜伏期間(latent period) 定義潜伏期間(latent period)とは、疾病に罹患した時点から、実際にその疾病と診断されるまでに経過した時間のことである。疾病罹患時点は推定する他ないため、潜伏期間も推定値である。関連誘導時間(induction period) 2016.09.15 因果関係
研究デザイン コホート(cohort) 定義コホートとは「ある期間にわたり追跡される、特定の目的のために選ばれた個人の集まり」である(A Dictionary of Epidemiology)。コホートのメンバーはリスク集団 (population at risk)でもある。リス... 2016.09.15 研究デザイン
疫学指標(因果的効果) 総寄与分画 定義総寄与分画 = Σ(AFi x Pi)AFi : 曝露レベル i の寄与分画Pi : 全症例に対する曝露レベル i に分類される症例の割合総寄与分画は、集団全体に対する寄与分画である。曝露レベルが複数ある場合の、各曝露群の寄与分画の重み... 2016.09.15 疫学指標(因果的効果)
疫学指標(因果的効果) 発生率比 同義語瞬時リスク比(instantaneous risk ratio)定義発生率比 = 曝露群の発生率 / 非曝露群の発生率瞬時のリスク比(観察時間が0に近い場合のリスク比)は発生率比と近似することから、瞬時リスク比の別名がある。 2016.09.06 疫学指標(因果的効果)
疫学指標(因果的効果) 寄与分画(attributable fraction) 同義語寄与分画(attributable fraction)寄与リスクパーセント(attributable risk percent)、寄与リスク(attributable risk)は古い用語である。定義寄与分画 = RD / R1 = ... 2016.09.06 疫学指標(因果的効果)
層別解析 標準化死亡比(standardized mortality ratio ; SMR) 定義標準化死亡比( standardized mortality ratio) = 観察された死亡数 / 期待死亡数標準化罹病比( standardized morbidity ratio) = 観察された罹病数 / 期待罹病数間接標準化法... 2016.09.06 層別解析
層別解析 粗率 定義粗率とは、層別化データの区分別の率を、その集団の実際の分布を重みとして加重平均したものである。層別化データの区分別の率を、別の集団の分布を重みとして加重平均したものが標準化率である。このことから、標準化率は「仮想の粗率」と呼ばれることが... 2016.09.06 層別解析
層別解析 標準化 定義標準化とは、層化データにおける層別の情報を単一の要約値へまとめる手法である。実質的には、層別の率の加重平均である。この加重平均を計算する際の重みに「基準(standard)」の人口あるいはその分布を使用するところがポイントである。関連標... 2016.09.06 層別解析
層別解析 残差交絡(residual confounding) 定義残差交絡(residual confounding)とは、層内の交絡のことである。層別解析は層間の交絡は制御するが、層内の交絡は制御しない。ここから層別解析によって制御される交絡の残差=層内交絡という用語が生まれる。 2016.09.06 層別解析
層別解析 プール化(pooling) 定義プール化(pooling)は、層化データの情報を統合する手法の1つである。プール化リスク差/比(@コホート研究)曝露非曝露合計症例aibiM1i非症例cidiM0iリスク人口合計N1iN0iTi上記のデータに対するプール化されたリスク差... 2016.09.06 層別解析
研究デザイン マッチング比(matching ratio) 定義マッチング比(matching ratio)とは、曝露群 : 非曝露群のマッチングの比のことである。マッチング比には(1)固定マッチング比、(2)可変マッチング比(variable matching ratio)の2つがある。固定マッチ... 2016.09.06 研究デザイン
疫学指標(因果的効果) 発生率差(incidence rate difference : IRD) 定義発生率差(incidence rate difference : IRD) = 曝露群の発生率(I1) - 非曝露群の発生率(I0)関連リスク差(risk difference : RD) 2016.08.31 疫学指標(因果的効果)
疫学指標(因果的効果) 混乱を招きやすい疫学用語まとめ 疫学指標には独特の難しさがある。原因1.日常用語と乖離した独特の言い回し原因2.疫学用語自体の中にある曖昧さや重複原因1への対処独特でわかりにくい用語を以下のように言い換える(頭の中で変換して考える)ことを推奨する。曝露=原因疾病=結果有病... 2016.08.31 疫学指標(因果的効果)
疫学指標(因果的効果) 相対的効果 定義相対的効果 = リスク差 / 非曝露群のリスク = RD / R0 = (R1-R0) / R0 = RR - 1R1:曝露群のリスクR0:非曝露群のリスクRR: リスク比(R1/R0)関連リスク差(risk difference)リス... 2016.08.31 疫学指標(因果的効果)
疫学指標(因果的効果) リスク差(risk difference : RD) 同義語リスク差(risk difference)、寄与リスク(attributable risk)定義リスク差=曝露群のリスク(R1) - 非暴露群のリスク(R0) 2016.08.31 疫学指標(因果的効果)
疫学指標(因果的効果) 寄与率(attributable rate) 定義寄与率(attributable rate)とは、発生率差(incidence rate difference : IRD)を意味する古い疫学用語である。関連寄与リスク(attributable risk) 2016.08.31 疫学指標(因果的効果)
疫学指標(因果的効果) 寄与リスク(attributable risk) 定義寄与リスク(attributable risk)とは、リスク差(risk difference)を意味する古い疫学用語である。関連リスク差寄与率(attributable rate) 2016.08.31 疫学指標(因果的効果)
因果関係 反事実的理想(counterfactual ideal) 定義反事実的理想(counterfactual ideal)とは、因果関係を測定するために最も理想的であるが、実際には存在し得ない(=反事実的な)、測定条件のことである。その意味するところは、ある曝露を受けた人を、曝露を受けないその人自身と... 2016.08.31 因果関係
感染症疫学 伝播流行(propagated epidemic) 定義伝播流行(propagated epidemic)とは、集団中で人から人へと伝染的・連鎖的に発生する流行のことである。インフルエンザの流行は伝播流行の例である。伝播流行における発生率の経時的変化伝播流行の発生率の経時的変化(流行曲線)は... 2016.08.31 感染症疫学
感染症疫学 点源流行(point-source epidemic) 定義点源流行(point-source epidemic)とは、原因物質に対する唯一の源(=点源)への曝露から生じたと考えられる流行(epidemic)のことである。ある店である一時点に出された食事から発生した食中毒はこの例である。点源流行... 2016.08.31 感染症疫学