重回帰分析重回帰(multiple linear regression) 定義 重回帰(multiple linear regression)とは、説明変数が2つ以上ある回帰のことである。 モデル式は以下の通り。 y = β0 + ΣβiXi + ε (y:目的変数、Xi:説明変数、βi:回帰... 2017.08.08重回帰分析
重回帰分析VIF(variance inflation factor) 同義語 分散拡大要因(variance inflation factor ; VIF) 定義 VIF(X) = 1/(1 – R^2) VIF(variance inflation factor)は多重共線性(multicoll... 2017.04.06重回帰分析
重回帰分析対数尤度(log likelihood) 定義 対数尤度(log likehood)とは尤度(likelihood)の対数のことである。 わざわざ尤度(ないし尤度関数)の対数を取るのは、そうすることでその後の数式処理が楽になるからである。具体的には尤度関数は積の形で表される... 2017.03.29重回帰分析
重回帰分析デザインマトリックス (design matrix) 同義語 regressor matrix(リグレッサーマトリックス), model matrix(モデルマトリックス) 定義 デザインマトリックスとは、説明変数をまとめたマトリックス(行列)のことである。しばしばXと表記される。 ... 2017.03.28重回帰分析
重回帰分析尤度(likelihood) 定義 尤度(正確には、あるデータのあるモデルに対する尤度)とは、モデルのあてはまりの良さ(goodness of fit)(正確には、あるデータに対するあるモデルのあてはまりの良さ)を定量的に示す数値のことである。 尤度とoverfit... 2017.03.28重回帰分析
重回帰分析baseline codification 定義 複数の水準を持つ因子型変数を説明変数として持つ統計モデルを多変量解析で扱うためには、その因子型変数をダミー変数に変換する必要がある。baseline codificationはダミー変数に変換する方法の1つであり、最もよく使用される... 2017.03.28重回帰分析
重回帰分析層別解析と多変量回帰分析の使い分け ロスマンによれば、疫学における主要な分析方法は層別解析であり、多変量解析は補助的手段である。 層別解析では扱えないほど交絡因子が多い場合、多変量解析はよい道具である。しかし交絡因子だと思ったものが実際に重要な交絡因子であるかどうかは、実際... 2016.09.06重回帰分析
重回帰分析擬似相関 (spurious correlation) 定義 擬似相関(spurious correlation)とは、実質科学的な意味での関係性がないにも関わらず、変数間に現れる見かけ上の相関のことである。 変数xと変数yに擬似相関が生じる原因となるのは、変数x、y双方と相関を持つ変数... 2016.04.21重回帰分析
重回帰分析重回帰分析における統計的推測の前提条件(仮定) 重回帰分析における統計的推測の前提条件は、説明変数で目的変数を予測した時の残差が正規分布(平均0、分散一定)に従うというものである。 なお、説明変数や目的変数には正規分布は仮定されていない。 関連 一般線形モデルの仮定 2016.04.06重回帰分析
重回帰分析抑制変数 定義 重回帰分析においては、目的変数と直接には無相関な変数を説明変数に加える事でモデル全体の分散説明率を高められることがある。 このような目的変数と直接には無相関であるにも関わらず、説明変数としてモデルの分散説明率を高める変数を抑制変数... 2016.04.06重回帰分析
重回帰分析標準偏回帰係数 標準回帰係数は、目的変数と説明変数を全てz得点に変換した上で求めた偏回帰係数である。 偏回帰係数をb1, b2 , ...、対応する標準偏回帰係数をb1*, b2*, ...と表記することにする。 線形予測子として、y = b0 + b... 2016.04.06重回帰分析
重回帰分析自由度調整済み重相関係数 一般に独立変数の数を増やせば増やすほど、母集団の重相関係数は過大評価されやすいことが知られている。これを補正したものが「自由度調整済み重相関係数」である。 2016.03.28重回帰分析
重回帰分析偏相関係数と部分相関係数 定義 (単純)相関変数は2つの量的変数間の関係性を評価する指標である。 これに対し、偏相関係数と部分相関係数は、3つ以上の変数がある場合に、この中から取り出した2変数の相関係数であるが、2変数の単純相関係数ではなく、第3の変数の影響を除... 2016.03.28重回帰分析
重回帰分析多重共線性(multicollinearity) 同義語 マルチコ 定義 多重共線性(multicollinearity)とは、重回帰分析において予測変数間の相関が高すぎる状態のことである。 多重共線性を含む直線回帰モデルでは、その予測値は安定しているが、回帰係数の推定量が不安... 2016.03.28重回帰分析
重回帰分析重回帰分析における各独立変数の有意性の検定 帰無仮説 2通りの表現が可能であるが、数理的な内容は同一である。 (1) 母集団において全ての独立変数を用いて予測した時の重相関係数と、ある変数(例えばx1)を除外してその他の全ての変数を使って予測した時の重相関係数は等しい。 (2)... 2016.03.28重回帰分析
重回帰分析重相関係数の有意性の検定 帰無仮説:母集団の重相関係数はゼロである 検定統計量:F値(分子の自由度df1=p、分母の自由度df2=N-p-1) F = (R2/p) / {(1-R2)/(N-p-1)} ここでpは独立変数の個数、Nはサンプル数(=レコード数)... 2016.03.28重回帰分析
重回帰分析重相関係数R (multiple R-squared) 重相関係数とは、従属変数yとその予測値y_hatとの相関係数である。 Rと表記されるのが一般的である。 関連 自由度調整済み重相関係数(adjusted multiple R-squared) 重相関係数の有意性の検定 R2は「分... 2016.03.28重回帰分析