栄養学辞典アバンド(Abound) 創傷治癒促進効果が注目されている、Abbot社の栄養食品アバンド(Abound)についてポイントを整理する。 成分 HMB(ヒドロキシ-β-メチル酪酸)、L-グルタミン、L-アルギニンなど。標準成分表はコチラ。 使用法 1袋を240... 2016.11.28栄養学辞典
栄養学辞典食塩摂取量 各団体の提示した食塩摂取量の目標値 提唱元 目標値 WHO(2012) 一般成人の食塩摂取量は5g/日未満とすべき 『日本人の食事摂取基準(2010年版)』 今後5年間で達成したい成人の食塩摂取目標量... 2016.10.05栄養学辞典
栄養学辞典FMIとFFMIの組み合わせによる体組成評価 体組成(body composition)は、FMI(体内に占める相対的な脂肪体積の指標)と、FFMI(同、除脂肪体積の指標)の組み合わせにより、4群に分類可能である。 正常FMI 高FMI 正常FFMI 正... 2016.08.11栄養学辞典
栄養学辞典obesity paradox 定義 肥満は、慢性疾患(数種類のがんを含む)の罹患率を高めるリスク因子である一方で、実際に心血管疾患、慢性腎不全、COPD、AIDS、関節リウマチなどの疾患に罹患してしまった場合にはむしろ肥満は逆に(paradoxical)、生存を延長さ... 2016.08.11栄養学辞典
栄養学辞典FFMI (fat-free mass index) 定義 FFMI (fat-free mass index)は除脂肪体積と身長の2乗の比である。 FFMI (kg/m2) = 除脂肪体積(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m) FMIの解釈 (Kyleの基準) 参考としてKyl... 2016.08.11栄養学辞典
栄養学辞典FMI (fat-mass index) 定義 FMI(fat-mass index)は体格に対する脂肪体積の割合を評価する指標である。 FMI (kg/m2) = 脂肪体積(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m) FMIの解釈 (Kyleの基準) 参考としてKyleら... 2016.08.11栄養学辞典
栄養学辞典BMI(body mass index) 定義 BMI (body mass index)はるいそう/肥満の評価指標の1つである。以下の式で計算される。 BMI(kg/m2) = 体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m) BMIの解釈 基準例を示す。 ... 2016.08.11栄養学辞典
栄養学辞典外科的高血糖(外科的糖尿病状態) 定義 外科的高血糖(外科的糖尿病状態)とは、手術による侵襲ストレスの結果として血糖が常用するストレス反応のことである。この際、血圧、血流も同時に上昇している。 2016.08.10栄養学辞典
栄養学辞典アンチエイジングのための栄養素 酸化ストレスによる細胞死が老化の原因の1つと考えられている。 とすれば酸化ストレスを減弱させることがアンチエイジングにつながると考えられる。 具体的には、活性酸素の無毒化、乳酸発生の抑制という戦略が考えられる。この観点から有効と... 2016.08.10栄養学辞典
栄養学辞典サルコペニック オベシティ(sarcopenic obesity) 同義語 サルコペニック オベシティ(sarcopenic obesity)、筋肉減少性肥満 定義 サルコペニック オベシティ(sarcopenic obesity)とは、サルコペニアと肥満を合併した病態である。この状態ではBMIの意義... 2016.08.10栄養学辞典
栄養学辞典慢性肝炎・肝硬変の栄養療法 制限するもの 鉄、脂肪(これらは肝炎を悪化させるため) 水分、塩分(浮腫や腹水がある場合) 補給するもの BCAA(肝硬変ではアミノ産インバランスが起きている。健常人ではフィッシャー比(BCAA/AAA)は3.5倍程度だが肝硬変... 2016.08.10栄養学辞典
栄養学辞典がん悪液質(cancer cachexia) 定義 がん悪液質とは、がんが原因となって生じた悪液質(cachexia)のことである。 がん悪液質の分類 がん悪液質は、経時的に3つに分類される。 前悪液質(pre-cachexia:プレカヘキシア) 悪液質(cachex... 2016.08.09栄養学辞典
栄養学辞典酵素(enzyme) 定義 酵素(enzyme)とは、生体内の生化学反応の触媒となる物質(高分子生物学的触媒)の総称である。ほとんどはタンパク質である。 酵素が作用する対象である物質を基質(substrate)と呼ぶ。酵素が触媒した生化学反応によって基質... 2016.08.09栄養学辞典
栄養学辞典血清アルブミン 定義 血清アルブミン(serum albmin)は、タンパク質の1種である。ヒトの血中タンパク質は100種類以上存在するが、量的にはアルブミンが約50-65%を占める。 分子量約66,000。基準値はおよそ3.5-4.0g/dL。半... 2016.08.09栄養学辞典
栄養学辞典放射線治療の支持療法としての栄養療法 日常臨床ではほとんど使用されていないが、放射線治療の有害事象に対して有効性が示唆されている栄養素がある。 症状 有効な栄養素 腸炎 グルタミン、ファイバー、オリゴ糖(GFO) 肺線維症 ω3脂肪酸、コ... 2016.08.09栄養学辞典
栄養学辞典抗がん剤の支持療法としての栄養療法 日常臨床的にはほとんど使用されていないが、栄養学的には化学療法の諸症状に対して有効な栄養素が判明している。 症状 有効な栄養素 味覚障害 亜鉛、ミネラル、ビタミン、タンパク質 脱毛(頭髪) アルギニン... 2016.08.09栄養学辞典
栄養学辞典バクテリアルトランスロケーション(Bacteria Translocation, BT) 定義 バクテリアルロケーションとは以下の病態のことである。 絶食 → 腸粘膜萎縮 → 腸管(および全身)の免疫力低下 + 腸管運動障害による腸内細菌の異常増殖 → 本来消化管に留まっているべき腸内細菌や毒素が腸管粘膜上皮のバリアを超... 2016.08.09栄養学辞典
栄養学辞典栄養投与経路 定義 栄養投与経路とは、カラダに栄養をいれる経路(方法)のことである。 栄養投与経路の分類 栄養投与経路は経腸栄養と経静脈栄養に大別される。(経口栄養、経腸栄養、経静脈栄養に3分類する流儀もある。) 経腸栄養は、経口栄養と経管栄養に... 2016.08.09栄養学辞典
栄養学辞典基礎エネルギー消費量 定義 基礎エネルギー消費量とは、安静状態で健常成人が1日に消費するエネルギーのことである。 基礎エネルギー消費量の推定(ハリスーベネディクトの式) 基礎エネルギー消費量の算出法の1つにハリスーベネディクトの式(Harris-Bened... 2016.08.09栄養学辞典
栄養学辞典がんにおける代謝異常 がんでは糖、タンパク、脂質の3大栄養素全ての代謝の異常を来す。 糖代謝の異常:がんは糖代謝を亢進させる。がん細胞では嫌気性解糖が行われる。 タンパク代謝の異常:がん細胞がサイトカイン、PIF(proteolysis induci... 2016.08.09栄養学辞典
栄養学辞典悪液質(cachexia) 同義語 悪液質 (cachexia)、食思不振・悪液質症候群 wasting syndrome(消耗症候群、衰弱症候群) 定義 悪液質(cachexia)とは、通常の栄養療法では回復ができない体重減少のことである。つまり食べ... 2016.07.05栄養学辞典