1次予防(発生予防)

1次予防(発生予防)

がん検診プログラムの国際比較

世界各国でのがん検診の実態には相違がある。National Cancer Instituteの資料などを元に2016/08の調査状況をまとめる。 日本 韓国 米国 カナダ 英国 フランス ドイツ オランダ ...
1次予防(発生予防)

森本兼曩(かねひさ)らの8つの健康習慣

定義 森本兼曩(かねひさ)らの8つの健康習慣は、日本人の生活実態に即した実証的データの蓄積がある、健康や長寿をもたらす生活習慣である。内容は以下の通り。 毎日朝食を食べる 毎日平均7~8時間眠る 栄養バランスを考えて...
1次予防(発生予防)

前立腺がんのリスク因子

遺伝、肥満は前立腺がん発祥のリスク因子である。 遺伝 前立腺がん患者の1/4に家族歴がある。約9%が遺伝性。 父母、兄弟のうち1人が前立腺がん→発症リスク2倍 父母、兄弟のうち2人以上が前立腺がん→発症リスク5-11倍(1) (1...
1次予防(発生予防)

前立腺がんの予防

食品 イソフラボン、リコピン(特に加熱したトマト食品)、コーヒー、クルクミンなどに予防効果あり。 運動 週35Mets以上の運動は、発がんリスクを4割減少させる。(1) 参考 (1) Patel AV,2005 : Recreat...
1次予防(発生予防)

遺伝性乳がん・卵巣がん(HBOC)

同義語 遺伝性乳がん・卵巣がん(hereditary breast and ovarian cancer ; HBOC) 疾患概念 原因:生殖細胞におけるBRCA1あるいはBRCA2遺伝子変異 遺伝形式:常染色体優性 女性...
1次予防(発生予防)

頸がんワクチン

頸がんワクチンはHPV感染を防ぐことで子宮頸がんを予防するワクチンである。 日本で使用可能な製品(2016現在) サーバリックス(HPV16,18に対する2価ワクチン) ガーダシル(HPV16,18,6,11に対する4価ワクチン)...
1次予防(発生予防)

ヘリコバクター・ピロリ (Helicobacter pylori)

定義 ヘリコバクター・ピロリはヒトの胃などに存在するグラム陰性微好気性細菌である。単にピロリ菌とも呼ばれる。 ポイント ピロリ菌は1983年にオーストラリアのロビン・ウォレンとバリー・マーシャルにより発見された。 感染経路は経口...
1次予防(発生予防)

がんの原因となる感染症

いくつかのがんでは感染症が原因となることが知られている。 原因となる微生物 がん ヘリコバクター ピロリ菌 胃(非噴門部)、胃MALTリンパ腫 ヒトパピローマウィルス(HPV) 子宮頸部、外陰部、膣、口腔、中咽頭、肛門、陰茎...
1次予防(発生予防)

飲酒とがん

飲酒による発がん 飲酒量が増えると発がんリスクが高まる(純エタノール23g未満の群に比べ、46g以上で 40%、69g以上で60%発がんリスクが高まる)。 女性の方が体質的にアルコールの影響を受けやすく、より少ない量で発がんリ...
1次予防(発生予防)

喫煙とがん

日本人の喫煙率 習慣的に喫煙している人の割合は20.1%(男性32.4%、女性9.7%)。このうち35.4%の人はタバコをやめたい、と回答している。(2013年 国民健康・栄養調査) 日本人のがんのうち、たばごが原因を占める割合 男性...
スポンサーリンク