心理学辞典

実験的研究

社会的望ましさ (social desirability)

定義社会的望ましさとは、人が社会的に望ましい自分を演じる傾向のことである。
実験的研究

要求特性 (demand characteristics)

同義語要求特性 demand characteristics定義心理実験において、実験室の中にあって、ある特定の反応を被験者に要求する圧力をもたらすもののこと。被験者は通常、社会的に望ましい自分、実験者にとって望ましい自分を演じる傾向がある...
実験的研究

観察反応 (reactivity)

同義語観察反応(reactivity)、反応性(reactivity)定義観察反応とは、心理実験において、被験者が研究者によって観察されていると自覚することによって、日常生活での反応(振る舞い)とは違う反応を示す問題のことである。研究者の「...
観察的研究

コンテキスト効果 (context effect)

定義コンテキスト効果(context effect)とは、質問紙法などの心理調査法において、同じ質問文でありながら、質問される文脈によって回答に変化が生じる減少のことである。先行する質問が後続する質問の回答に影響を及ぼすコンテキスト効果を、...
観察的研究

表面的妥当性 (face validity)

定義表面的妥当性(face validity)とは、心理尺度によって測定したものが、測定を意図したものを実際に測定できているように見える程度のこと。関連妥当性(validity) : 心理尺度における
観察的研究

ダブルバーレル質問 (double barreled question)

概念ダブルバーレル質問(double barreled question)とは、形式上は1つの質問文でありながら、内容的には2つ(以上)の質問を同時に問うている質問のことである。ダブルバーレルとは二連銃のことである。二連銃では同時に弾丸が2...
観察的研究

質問紙(調査票)による調査の実施方法の分類

質問紙(調査票)による調査の実施方法は5つに大別される。調査法定義配布方法回答記録者回収方法面接調査(face-to-face interview)調査員が対象者に面接を行い、面接中に調査票の指示に従って口頭で聞き取りを行い、調査員が回答を...
観察的研究

質問紙(調査票)の質問配列の原則

質問紙中での質問の配列方法として一般的に採用されて原則として以下のようなものがある。(配列方法として明確に規定されたルールは存在しない。)(1) 最初に一般的で答えやすい質問(捨て質問)を配置する。(2) 重要な質問をできるだけ前に配置する...
観察的研究

質問の回答形式の分類:質問紙法における

質問紙調査における質問の回答形式はいくつかの分類がある。単一回答法(single answer):選択肢の中からあてはまるものを1つだけ選んでもらう方法。複数回答法(multiple answer):選択肢の中からあてはまるものを複数選んで...
観察的研究

思い出し参照期間 (recall reference period)

定義思い出し参照期間 (recall reference period)とは、患者報告型アウトカムの質問項目において、回答の対象とする期間のことである。例えば「過去1ヶ月間にあなたは何回、朝食を抜きましたか?」という質問においては「過去1ヶ...
心理学辞典

内観(introspection):心理学における

定義内観(introspection)とは、(1) 自分で自分の意識(内面)を観察する行為であり (2)その行為によって得られる自己の内面に対する直観のことである。外側から観察することが不可能な心理プロセスの研究においては重要な研究手段であ...
観察的研究

共分散構造分析による古典的テスト理論のテストモデルの表現

古典的テスト理論におけるテストモデル(平行テスト、タウ等価テスト、同族テスト)は、共分散構造分析の枠組みで表現可能である。Rの{lavaan}の文法で同族テストを記述すると以下のようになる。真の得点 =~ a1 * 問題1の観測得点 + a...
観察的研究

クロンバックのα係数 (Cronbach’s alpha)

定義クロンバックのα係数 (Cronbach's alpha)とは、古典的テスト理論 (classical test theory)にのテストモデルの1つであるタウ等価テストにおける信頼性係数 (reliability coefficien...
観察的研究

信頼性係数 (reliability coefficient)

定義信頼性係数 = 真の得点の分散÷観測得点の分散 = 信頼性指数の2乗信頼性係数(reliability coefficient)とは、真の得点の分散の、観測得点の分散に対する比である。相関係数の2乗であり、「決定係数(=説明率)」に相当...
観察的研究

信頼性指数(reliability index)

定義信頼性指数(reliability index)とは、観測得点と真の得点との相関係数のことである。信頼性指数を2乗したものが信頼性係数(reliability coefficient)である。相関係数の2乗は「決定係数(=説明率)」と呼...
観察的研究

古典的テスト理論 (classical test theory)

定義古典的テスト理論(classical test theory)とは、観測得点=真の得点+測定誤差と考え、観測得点に真の特定が反映されている程度を評価することによって、テストの信頼性を評価しようとする理論である。テストでn個の問題が問われ...
観察的研究

心理尺度の開発手順

心理尺度は一般的に以下の手順で開発される。 項目作成 予備調査 本調査項目作成心理尺度のドラフト(叩き台)を開発する段階である。検査目的に相応しいと考える項目を作成する。ブレインストーミングや関連する既存尺度の項目を参考にして項目のリスト(...
観察的研究

心理尺度の質の評価(チェックリスト)

心理尺度そのものの質を評価する項目として以下のようなものが挙げられる。妥当性信頼性精度反応性分布(天井打ち、床うち)欠損標準化
観察的研究

精度(precision)

精度とは尺度の目の細かさを表す概念である。尺度の精度を高めためには、(a) 質問項目数を増やす、(b) 回答の選択肢を増やす、のいずれかの方法がある。いずれの方法にせよ、回答者への負担が増す傾向がある。精度の高い尺度の方が、差の検出力は高い...
観察的研究

反応性 (responsiveness)

定義反応性とは、介入前後、経時的変化など、被験者の実際の変化に対する、尺度の鋭敏性のことである。被験者が実質的に変化していない場合には、時間をおいた検査、再検査において同一の測定結果がでることが望ましい(=再テスト信頼性)。再テスト信頼性と...
観察的研究

心理尺度の妥当性(validity)

定義心理尺度の妥当性(validty)とは、尺度が測定しているものと、測定を意図しているものが本当に合致しているかどうかを表す概念である。心理尺度の妥当性(validity)と研究の妥当性(validity)(内的妥当性、外的妥当性)は同じ...
観察的研究

信頼性 (reliability)

定義信頼性とは、テスト理論において、検査得点が真の得点によって決定される程度、即ち検査得点が測定誤算によって左右されない程度のことである。以下の式で定義される。信頼性=真の得点の分散/検査得点の分散信頼性は0~1の値をとる。信頼性が1である...
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