心理尺度は一般的に以下の手順で開発される。
- 項目作成
- 予備調査
- 本調査
項目作成
心理尺度のドラフト(叩き台)を開発する段階である。
検査目的に相応しいと考える項目を作成する。ブレインストーミングや関連する既存尺度の項目を参考にして項目のリスト(案)を作成する。
必要に応じて項目を下位尺度に分類する。
研究者が会議で検討を重ねる。
予備調査
少人数に対してドラフトを使用した調査を行い、ドラフトを改善する段階である。
調査結果に基づき、項目の順序の入れ替えや削除などを行う。
本調査
大規模な対象に対して予備調査で修正した心理尺度を使用した調査を行い、開発した心理尺度の測定の質(信頼性や妥当性)を検証する。
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