Wilcoxon rank-sum test

同義語

Mann-Whitney test、Mann-Whitney-Wilcoxon test

定義

Wilcoxon rank-sum testは2群のt検定(two-sample t-test)のノンパラメトリック版である。

帰無仮説(H0):2群の中央値には差がない

t-testが平均の差の検定であるのに対して、Wilcoxon rank-sum testは中央値の差の検定であることに注意せよ。

検定統計量はW。

W = 観察された順位和 - 理論上考えられる順位和の最小値

例えばX(n=6)、Y(n=4)の標本があったする。まず各標本に大きさで順位をつける(最も小さい値の標本を1位とする)。Yの標本の順位が仮に1、3、4、5位だっとするとWは以下のように計算される。

W = (1+3+4+5) – (1+2+3+4) = 3

このWが出現する確率がp値となる。

関連

符合検定(sign test)

t検定(t-test)

 

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