定義
null devianceとは、2 x (フルモデルの対数尤度 – 帰無モデルの対数尤度)である。
要するにnull devianceは帰無モデルの残差逸脱度である。
帰無モデルよりあてはまりの悪いモデルはない。フルモデルよりあてはまりのよいモデルもない。従ってその他の全てのモデルのあてはまり具合は、帰無モデル~フルモデルのどこかにあることになる。
残差逸脱度を使って同じことを表現すれば、以下のようになる。
どんなモデルであれその残差逸脱度はnull deviance以上にはならない。残差逸脱度の取る値の範囲は0~null devianceである。
なお逸脱度は文献により異なる定義をしている場合があり、その場合は上記の記述をその文献の定義に従って読み替える必要がある。
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