02-05 脳胚腫

基礎知識

  • 胚腫は他の成分を持つ胚細胞腫(未熟奇形腫、胎児性癌、卵黄嚢腫、絨毛癌など)とは予後、照射野、線量が大きく異なる → 生検が必須。

  • 化学療法が非常に奏功する。しかし化学療法単独では高率に再発するため、放射線が必須である。

  • 放射線治療計画には化学療法前の画像を用いる必要がある。

  • CTV1 :
    ①播種がある場合 : 全脳全脊髄
    ②播種がない場合 : 全脳室系以上。全脳全脊髄とする考え方もある。基底核原発の場合は全能をCTV1とする。

  • CTV2 : GTV+1.5-2.0cmマージン

  • 処方線量

  • 脳胚腫(RT単独) CSI 24-36Gy + boost 40-45Gy
  • 脳胚腫(CT併用) CSI 24-30Gy + boost 24-40Gy

併用療法

  • プラチナ(シスプラチン、カルボプラチンなど)を中心とした化学療法
  • エトポシドやイホスファミドを追加することも多い。
  • 化学療法奏功時は照射線量の減量を考慮する。

治療成績

  • 10yOS:90-95%(極めて予後良好)。
  • 治療後5-10年後の再発もあるため長期経過観察が必要。

有害事象

  • 知能低下は上衣腫や髄芽腫に比べて少ない。上衣腫や髄芽腫よりも

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