基礎知識
-
胚腫は他の成分を持つ胚細胞腫(未熟奇形腫、胎児性癌、卵黄嚢腫、絨毛癌など)とは予後、照射野、線量が大きく異なる → 生検が必須。
-
化学療法が非常に奏功する。しかし化学療法単独では高率に再発するため、放射線が必須である。
-
放射線治療計画には化学療法前の画像を用いる必要がある。
-
CTV1 :
①播種がある場合 : 全脳全脊髄
②播種がない場合 : 全脳室系以上。全脳全脊髄とする考え方もある。基底核原発の場合は全能をCTV1とする。 -
CTV2 : GTV+1.5-2.0cmマージン
-
処方線量
- 脳胚腫(RT単独) CSI 24-36Gy + boost 40-45Gy
- 脳胚腫(CT併用) CSI 24-30Gy + boost 24-40Gy
併用療法
- プラチナ(シスプラチン、カルボプラチンなど)を中心とした化学療法
- エトポシドやイホスファミドを追加することも多い。
- 化学療法奏功時は照射線量の減量を考慮する。
治療成績
- 10yOS:90-95%(極めて予後良好)。
- 治療後5-10年後の再発もあるため長期経過観察が必要。
有害事象
- 知能低下は上衣腫や髄芽腫に比べて少ない。上衣腫や髄芽腫よりも

コメント