02-01 悪性神経膠腫

基礎知識

  • 標準治療は手術 → 放射線と化学療法の集学的治療。

放射線治療

  • CTV(拡大局所照射) 脳浮腫領域から1.5-2.0cm (ここに50Gy)
  • CTV(局所照射) 残存腫瘍+腫瘍床から1.5-2.0cm (ここに10Gy)
  • 処方線量は総線量 60Gy。拡大局所照射40-50Gy + 局所照射10-20Gy。

併用療法

  • 標準薬剤はテモゾロミド(TMZ)。
  • その他のケモとしてはBBBを通過するニトロソウレア系(ニムスチン:ACNU、ラニムスチン:MCNU)。
  • MGMG遺伝子が不活化しているとテモゾロミドの有効性を期待できる。予後良好である。

治療成績

TMZ併用 RT単独
中間生存期間 14.6mos 12.1mos
2年生存率 27.2% 9.8%
5年生存率 10.9% 1.9%
死亡率ハザード比 37%減少(P<0.0001)
mOS 1yOS 2yOS 5yOS
膠芽腫 12mos 50% 10-20% 5%
退形成性星細胞腫 18-24mos 70% 40-50% 20%
退形成性乏突起膠腫 36-60mos 80-90% 60-70% 40-50%

有害事象

  • 化学療法による骨髄抑制は10-30%。PCV(プロカルバジン+ロムスチン+ビンクリスチン)では50%。
  • 晩期では最も問題になるのは脳壊死。

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