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6-08 IGRT
篠原2010
2015.08.19
基礎知識
- 体内臓器は重要な誤差要因であるが、このうち最大の誤差を生じる可能性のあるのは呼吸性移動である。
- 高速CTで撮像した場合、呼吸のある位相(吸気あるいは呼気)のみのデータが取得される危険性がある
- 迎撃照射(intercepting irradiation) : 予想部位に腫瘍が存在する場合にのみ待ち伏せして照射する方法
- 追尾照射(pursuing irradiation) : 治療ビーム自体を移動させ腫瘍を追いかけながら照射する方法
セットアップ時の医用画像の利用(MV-X線)
- 従来はリニアックグラフィ(フィルムやCR computed radiography)を用いた。
- 今日の主流はEPID(electronic portal imaging device)。EPIDではソフトウェアで画像処理を行い、位置照合を行いやすくする。
セットアップ時の医用画像の利用(KV-X線)
- コーンビームCTの撮像
- RT-RT(real-time tumor-tracking-radiotherapy) リニアックの周囲に4対(あるいは移動式のものを2対)の透視装置を備え、照射中にリアルタイムで腫瘍の位置を捉える
- サイバーナイフでは治療室内に設置されたX線透視装置(target locating system: TLS)で2方向からの透視画像を用いて位置照合を行う
その他の画像
- 超音波
- 同室CT(FOCAL Unit: Fusion of CT and Linac Unit, CT on rail)
- kV-コーンビームCT
- MV-コーンビームCT
- MV-CT
- Tomotherapyは治療用に6MVのリニアックを搭載しているが、このエネルギーを約3.5MVに調整してMV-CTを撮像可能である。
IGRTにおける治療戦略
- on-line strategy : 照射直前に毎回画像を取得し、補正を行ってから照射する。治療時間が長い場合や、更に高い精度が必要な場合、治療中にも位置照合することもある。Cyber-knifeでは各ビームの照射前に毎回位置照合することも可能
- off-line strategy : 治療開始後、数回のみ照射ごとに画像を取得し誤差を解析することにより後の治療に反映する方法
- Adaptive radiaton therapy : 治療期間中に治療計画を変更し体型や腫瘍体積の変化に対応する方法
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