7-40 胃癌

基礎知識

  • 日本では胃癌の罹患数は年間減少傾向であるが、その死亡数は年間5万人程度で減少傾向はない。
  • 近年のCRTでは進行例でも10%をこす病理学的完全寛解が得られている。

治療方針

  • 日本ではD2郭清が標準手術
  • 欧米ではRCTにてD2郭清の優位性が否定されD1郭清が標準手術である

放射線治療

  • 標準的照射法は確率されていない
  • CDDP+S1 with 40Gy/20Fr
  • 5-FU+LV with 45Gy/25Fr (PORTとして)
  • 1982年 遠隔転移例含む134例のRCTの報告あり。5-FU主体、50Gy/25Fr以上のRTにて、mOS:10mos、1y生存率:46%、3y生存率:13%、5y生存率:8%
  • 緩和照射では35Gy/14Frで出血は70%、通過障害は81%、疼痛は49%で制御されたとの報告あり
  • T4症例では高線量の方が局所制御良好な傾向あり

胃管癌

  • 食道癌根治術にて再建臓器に用いた胃管に生じた胃癌を「胃管癌」と呼ぶ。
  • 胃管癌に対しては50-60Gy/25-30Fr程度なら比較的安全にCRT可能と考えられている。

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