7-06 脳室上衣腫

基礎知識

  • 成人では全脳腫瘍の2-9%、小児では6-12%、3歳以下では30%
  • WHO分類ではⅠ-Ⅲに分類される。Ⅰはmyxopapillary ependymomaやsubependymomaなどが含まれ異なったエンティティと考えれている
  • 一般にependymomaという場合、WHO分類Ⅱ(low-grade, differentiated ependymoma)あるいはⅢ(high-grade, anaplastic ependymoma)
  • WHO classⅢはⅡの4倍の播種再発率

予後因子

予後因子 内容
年齢 低年齢は予後不良
テント下原発 テント下原発で予後不良
組織型
手術摘出量 最重要予後因子。GTR例の5y生存率は 70-80%、非GTR例 25-40%
RTの有無

放射線治療

  • 播種のない症例では照射野は縮小する方向
  • 照射線量: 45-55Gyの範囲が妥当と考えられている

治療成績

  • 遡及的研究による数値。5yPFS:41-58%、5yOS:54-73%、10yOS:45-56%
  • 過去の研究からは上衣腫に対するRTの腫瘍制御効果は確認可能であるが、局所制御率向上は遠隔再発率を低下させないと考えられている

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