7-56 総論(婦人科腫瘍)

  • 膣癌、外陰癌は高齢者に多く手術が難しい部位なので、RTの適応となることが多い
  • 卵巣癌、体癌の標準治療は手術。
  • 早期の子宮体がんでは外部照射+腔内照射による良好な局所制御の報告あり

子宮頸癌

  • Ⅰb-II期で腫瘍径4cm以下 → RT、手術が標準治療
  • Ⅰb-II期で腫瘍径4cm以上またはIII-IVa期 → 放射線が標準治療

  • RT+シスプラチン単剤が標準治療

  • ケモはCDDP 40mg/m^2 毎週投与(5-6週)か、CDDP50-75mg/m^2+5-FU 1000mg/m^2(day1-4) 3-4週毎 。いずれも有効であるがCDDP単剤の方が急性毒性が少ない。
  • 潜在的な傍大動脈リンパ節転移に化学療法が有効かどうかはまだ確認されていない
  • CRTは局所制御率を高めるが、遠隔転移を抑制できるかどうかはまだ不明である
  • RTの晩期有害事象は治療後10年以降でも少なからず発生する
  • 同時科学療法の併用によって見込める生存率の増加は10-20%である

Image based brachytherapy

  • CTVとしてhig risk CTV(HR-CTV)と Intermediate Risk CTV(IR-CTV)がある
    • HR-CTV=GTV+全子宮頸部+頚部の外への浸潤が推定される部位
    • IR-CTV=HR-CTV+5-15mmマージン
  • 線量評価はCTVのD90、OARのD2ccを用いることが多い
  • GTV、CTVに関してはα/β比=10Gy、OARではα/β比=3Gyとして1回2Gy単運分割照射と生物学的に等価な線量に変換し、外照射と小線源の合計線量を各CTVおよびOARへの総線量として記載する

コメント