基礎知識
- 良性疾患は悪性疾患に比べて患者の平均年齢が若い → 照射後余命が長いため晩期有害事象に細心の注意が必要
- 晩期優雅事象の出やすい臓器は、甲状腺、眼球、生殖腺、骨髄、乳腺など。防護に注意すべし。
- ケロイドは有色人種に多い。黒人 > 黄色人種 > 白人の順に多い。
- 欧州では伝統的に有痛性骨関節疾患がRTの対象である
- 日本では出来る限りRTは使用しない前提で治療方針が決定されている
- 世界的にみたRT適応となる良性疾患 : ケロイド、甲状腺眼症、異所性骨化、脳動静脈奇形、翼状片、デスモイド
デスモイド腫瘍:線維(せんい)性の軟部腫瘍で、転移はしない「良性」のこぶのような腫瘍ですが、全身どこにでもできて、大きくなったり再発したりすることがあります。例えば家族性大腸ポリポーシスの手術をきっかけに、お腹の中にデスモイド腫瘍ができる場合があり、内臓や血管、神経などを圧迫してさまざまな症状を出すことがあります。(がん情報サービス)
- 近年話題となった適応疾患に、加齢性黄斑変性症の進行防止や冠動脈形成術後再狭窄予防などがある。普及はしていない。
日本医科大のケロイド術後照射(電子線)の患者説明文書
- 18~64歳の方が全身の皮膚に1Gyを照射された時、1万人中670人(6.7%)に皮膚癌が発生する。そのうち、命にかかわる癌は約500分の1。
- 照射面積と照射線量は線形関係を想定する
- ケロイド放射線発癌の報告は5例あるが、因果関係が確定しているわけではない。
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