説明
tmerge()はtime-dependent variableを含むデータセットを作る関数である。
使用法
tmerge(data1, data2, id, …, tstart, tstop, options)
引数
data1 : 元となるデータセット
data2: 追加すべき情報が記述されたデータセット
id : data2におけるサブジェクトの識別子
… : データセットに新しい変数を追加する方法を指定する引数
tstart, tstop: 各サブジェクトに対する時間幅を指定するために使用する
… には4つのうちいずれかを使用する。
tdc(),cumtdc()→新しいtime dependent variableを追加する
event(),cumevent()→新しいtime endpointを追加する
列名=event(time,value)、列名=tdc(time)のように記述する。
時間間隔は左が開区間、右が閉区間とすることがルールとなっている。即ち(tstart, tstop]である。
time dependent variableは時間間隔の開始時点から適応され、endpointは時間間隔の最後の時点で起こったとみなされる。
返り値
tmerge()の返り値はデータフレーム+追加の属性情報(attributes)である。これらの属性はephemeralである。
attr(tmerge()の返り値オブジェクト,”tcount”)とすると、tmerge()でどのような処理が行われたのかを観察することができる。
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