- 2010年度
- 2011年度
- 2012年度
- 2014年度
- ポイント
- 1. 基本単位
- 2. 陽子線と炭素線
- 3. 深部線量関数
- 4. X線
- 5. 線量計算アルゴリズム(モデルベース)
- 6.化学反応型フィルム(ガフクロミック)
- 7.DNA二重鎖切断
- 8.がん幹細胞
- 9.DNA二重鎖切断の修復過程
- 10. 寡分割照射(の放射線生物学)
- 11.直列臓器
- 12. がん抑制遺伝子
- 13. 染色体の研究手法
- 14.分子標的薬の標的
- 15. 脳腫瘍
- 16.小児 びまん性内在性橋神経膠腫(diffuse intrinsic pontine glioma : DIPG)
- 17. 膠芽腫(WHO grade 4)
- 18.中枢神経悪性リンパ腫
- 19.髄芽腫術後のCOG予後良好因子
- 20. 脳腫瘍の処方線量
- 21.頭頸部癌
- 22.中咽頭癌T2N2bM0
- 23.中咽頭癌
- 24.喉頭がん
- 25.下咽頭癌
- 26.顎下腺腫瘍(腺様嚢胞癌)
- 27 肺癌(TNM)
- 28 肺癌(NSCLC)
- 29 肺癌 SRT
- 31. 悪性胸膜中皮腫
- 32. 放射線肺臓炎
- 33 乳癌(温存療法)
- 34 乳癌(温存療法)
- 35 乳癌(温存療法) → 放射性肺臓炎
- 36 乳癌(DCIS)
- 37 乳癌(寡分割照射)
- 38 甲状腺腫瘍 RI
- 39 食道がん
- 40 胃MALT
- 41 膵癌
- 42 肝細胞癌
- 43 膵癌(局所進行切除不能)
- 44 直腸癌 NART
- 45 前立腺癌(EBRT)
- 46 前立腺癌(PSAバウンス)
- 47 前立腺癌 (術後照射) 全摘術後の生化学的再発
- 48 前立腺癌
- 49 精上皮腫
- 50 腎盂がん
- 51 頸癌 TNM
- 52 卵巣癌
- 53 頸癌 IIIB
- 54 体癌
- 55 頸癌 PORT
- 56 悪性リンパ腫
- 57 TBI
- 58 悪性リンパ腫(DLBCL)
- 59 精巣原発悪性リンパ腫
- 60 Hodgkin病 (結節硬化型)
- 61 髄外性形質細胞腫(鼻腔)
- 62 小児がん
- 63 小児がん(RT開始までの日数)
- 64 転移性骨腫瘍
- 65 軟部腫瘍
2010年度
4 放射線荷重係数(ICRP 2007)
- X線、γ線は1
- 陽子線は5
- α線は20
- 電子線ではエネルギーによらず一定
5 ペースメーカー
- 治療前にペースメーカーの機能チェックが必要
- ICD(埋込み型除細動器)は通常のペースメーカーより影響を受けやすい
7 X線治療計画
- D95処方ではPTVの平均線量増加に注意が必要
8 粒子線(RBEおよびLET)
- 放射線のエネルギーが小さいほどLETは高い
- 粒子の質量が大きいほどLETは高い
- 陽子線では平坦部とブラッグピークのRBEが等しい
- 粒子線は最初は速いが、徐々に遅くなって停止するイメージ
12 ウェッジ
- Wedge角度は10cm深部における等線量曲線がビーム中心軸と交差する角度で規定されている
13 OER
- 電子線のOERは2.5-3.0
- γ線、陽子線のOERは3.0
18 髄芽腫(標準リスク)
- 5年生存率は60-80%
- RTはCSIで開始、後頭蓋窩にboost。total 54Gy程度
19 GBM
- テモゾロミドの主たる有害事象は骨髄抑制である
- 年齢は予後不良因子である
20 中枢性悪性リンパ腫
- 標準治療は全脳照射
- この全脳照射の際、眼球後半部も照射野に含める
21 上咽頭癌
- TypeⅠ:扁平上皮癌 角化 CRT抵抗生
- TypeⅡ:扁平上皮癌 非角化
- TypeⅢ:未分化 CRT高感受性 中国型
- IMRTは予後改善しない
25 上顎(洞)癌
- 頭蓋内浸潤はT4
- IMRTは晩期有害事象低減に有用
- 健側の眼球・視神経の線量制限を遵守せよ
27 直腸癌NART
- 適応はT3下部直腸がん or 骨盤内リンパ節転移
- 病理学的完全寛解率(pCR)は10-30%
- 標準レジメンは 5-FU+LV
28 肛門管癌
- ケモラジの線量: 予防域 36-39.6Gy、GTV 54-59.4Gy ざっくり 40->60Gy
- ケモラジのレジメン: 5FU+MMC
- 両側鼠径部は予防的照射野に含める
29 進行膵癌
- ケモ単独 or CRTが標準治療
32 肺癌SRT
- 最も一般的な線量分割は 48Gy/4Fr
- 腹部圧迫法はITV縮小に有効
- リーフマージン 5mm程度必要
34 肺癌
- Gemcitabineは肺癌のCRTとして同時併用禁忌である!!!
2011年度
26 肛門管癌
- CRTなら1回1.8Gyで予防域(20-22回)、病変部(30-33回)程度
- RTなら1回1.8Gyで予防域(25回)、病変部(35回)程度
- boostは+10回/2w程度
29 悪性中皮腫
- 石綿と関連する
- 患側肺・強膜全摘術後の術後照射が標準治療
- 処方線量は 50.4-54Gy/23-30Fr
- 放射線治療は摘出後に胸水が胸腔を充満してから開始する
- レジメンはシスプラチン(CDDP)+ペメトレキセド
- ケモ → オペ → RTの順で
39 頸癌 CRT
- WBC減少時はまず化学療法の減量/延期を検討
- ⅠB2期は適応である
- 上部消化管有害事象が増加する○ 嘔気のことか?
- 標準レジメンはweekly シスプラチン
- 外照射+腔内照射
40 頸癌 根治RT
- ⅢB期の5y生存率は40-50%
- 総治療期間を8週間以内にすることが推奨される
41 膣癌
- 病変が外陰にも及んでいれば外陰癌、頸部にも及んでいれば頸癌である。つまり膣癌は両者にはさまれ非常にまれとなる。
- 鼠径リンパ節は所属リンパ節である
- 根治RTは外照射+小線源
43 頸癌
- 婦人科腫瘍で最多なのは頸癌である
- 頸癌の発症年齢は体癌よりも低い
- HPVの持続感染が関与
- CRTが有用
44 前立腺ブラキ (I-125)
- 線源の半減期は約 60日
- ポストプランは線源挿入1か月後
- PSAバウンスは3年以内に多い
- 処方線量は144Gy
47 膀胱癌
- 尿路全体に癌が多発しやすい
- 浸潤性膀胱癌の処方線量は 60-66Gy/30-33Fr
- 浸潤性膀胱癌のRTではケモを併用する
- RTで膀胱温存を目指す場合、可及的に経尿道的腫瘍切除を行う (CRTのみではない)
48 精上皮腫
- まず高位精巣摘除術を行う
- 術前にhCGなどの腫瘍マーカを測定する
53 Hodgkinリンパ腫
- B細胞由来が多い
- 病期診断にはFDG-PETを用いる
- ABVDが標準化学療法
- 鼠径部と腋窩から生検してはいけない(脂肪が多いから)
2012年度
01 直線加速器
- 電子銃は真空管である
- サイバーナイフは直線加速器である
- 平坦感フィルターは円錐状の形状である
- 電子は加速管内の電圧の差を利用して加速される
- 平坦性と対称性はファントムで測定する
- モニター線量計はMUを測定する。ピンポイントで測定する。
02 放射線の性質
03 電子線
04 ICRU 83
- ICRU83でこれまでのICRU基準点処方に近いとして推奨されているのはD50である
05 放出γ線のエネルギー
- Au-198 400-1000 3本
- Co-60 1173,1330 Kev 2本
- Cs-137 661Kev
- I-125 35KeV
- Ir-192 数百
06 電子線
- 電子線治療ではスキャッタリングホイルを使用する
- 電子線治療にはMLCは使用できない
- シャドートレイはwedgeを支える装置である
- リッジフィルターは粒子線のbragg peakをSOBPにするためのものである
07 LQ モデル、多標的1ヒットモデル
08 放射線防護剤
- 作用機序: 放射線照射によって生じたラジカルに水素と拮抗して反応する
09 4R 再分布
10 DNA二重鎖切断
- DNA二重鎖切断の修復に関与する遺伝子: ATM、Ku-80、NBS-1、RAD52
11 相乗効果
12 星細胞腫(GradeⅡ)
- 術後残存部への定位放射線治療の有効性は不明
13 退形成性神経膠腫(anaplastic glioma WHO gradeⅢ)
- 乏突起膠腫は予後良好因子
- 肉眼的全的は予後良好因子
14 GBM
- MGMTのメチル化がある方が予後良好。MGMTがメチル化していると正常なMGMTの発現が減少するため、MGMT染色陰性となる。
15 髄芽腫(標準リスク)
- 標準治療: 23.4グレイ脳脊髄照射と54Gy腫瘍床照射,その後にシクロフォスファミド,シスプラチン,ビンクリスチンを使う化学療法を加えるものです。RT → CTと逐次実行していく。
16 転移性脳腫瘍 RPA
- 予後良好群: 65歳未満のKPS70以上かつ頭蓋外活動性病変がない
- 予後不良群: 全身状態不良
- 中間群: 上記いずれでもないもの
17 聴神経鞘腫
- SRS辺縁線量 12-13Gy
- SRS/SRTの腫瘍制御率は 90%以上
18 上咽頭癌
- IMRTによる予後改善のエビデンスはない
- 脳神経浸潤は海綿静脈洞浸潤時のⅢ-VIが多い
- 斜台浸潤(=頭蓋底の骨浸潤)はT3
- 予防領域=Ⅱ-V+Rp+(鎖上)
19 中咽頭癌
- p16はHPVの代替マーカーである
- HPV陽性癌は若年者に多い
22 頭頸部がんTNM
- 上咽頭癌、中咽頭浸潤はT1、下咽頭浸潤はT4。
- 下咽頭癌、食道浸潤はT3
- 軟口蓋「上面」は上咽頭
- 上顎洞癌、眼窩底浸潤はT3
- 声門上癌、舌根粘膜浸潤はT3
- 喉頭蓋谷は中咽頭前壁
23 声門癌
24 肺癌(NSCLC)
- Ⅰ期術後照射にはエビデンスなし
25 肺癌(SRT)
- 線量計算法は第4世代アルゴリズムで。AAA(エレクタ)、CCC(Pinnacle)、Superposition(エクシオ)
26 肺癌(SCLC) LD
- ケモラジが標準治療。
- レジメンはシス+エト
- 加速分割照射 45Gy/30Fr 脊髄遮蔽が必要
2014年度
ポイント
- 各選択肢を詳細に判定できなくても、少なくともこれは正しい、これは間違っているという選択肢を基準に回答を形成すればよい。
1. 基本単位
| 概念 | 単位 |
|---|---|
| 照射線量 | C/kg |
| 吸収線量 | J/Kg |
| 等価線量 | J/Kg |
| 比放射能 | Bq/g |
| 線エネルギー付与 | Kev/μm |
2. 陽子線と炭素線
- 陽子線は炭素線と比べ手前の分布が甘いが、奥は厳しい(切れ味鋭い)
3. 深部線量関数
4. X線
- 10MV X線のピーク深は約2.5cm — エネルギー/4がピーク深と思われる
- 電子線のエネルギーは水中では深さにより著しく减少する
5. 線量計算アルゴリズム(モデルベース)
- モデルベース、コレクションベースがある
- モデルベースとしてConvolution法、Superposition法がある
6.化学反応型フィルム(ガフクロミック)
7.DNA二重鎖切断
- 相同組換え修復機構は主にS/G2期で作用する → 相同組換え修復は最も正確な修復であり、これが作用しているが故にX線はG2/S期では効きにくいと考えられている
8.がん幹細胞
- CD44などの特異的因子を発現している
9.DNA二重鎖切断の修復過程
10. 寡分割照射(の放射線生物学)
- 亜致死障害からの回復 : 休むと回復 subwayで休息
- 潜在的致死障害からの回復 : 劣悪な環境で回復 potentialは劣悪
11.直列臓器
- 脊髄、小腸
12. がん抑制遺伝子
- B-RAP(ビーラップと覚える) あるいはBRPA(ブルパ、ブルカのもじり)
- BRCA
- Rb
- APC
- p53,p16
13. 染色体の研究手法
- G-banding法
- premature chromosome condensation法
14.分子標的薬の標的
| 分子標的薬 | 標的 | 商品名 |
|---|---|---|
| イマチニブ | Bcr-Ablチロシンキナーゼ | |
| ゲフィチニブ | EGFR(上皮成長因子受容体) | イレッサ |
| セツキシマブ | EGFR | アービタックス |
| クリゾチニブ | ALK | ザーコリ |
| イブリツモマブ | CD20 | ゼヴァリン |
15. 脳腫瘍
16.小児 びまん性内在性橋神経膠腫(diffuse intrinsic pontine glioma : DIPG)
- mOSは10ヶ月
17. 膠芽腫(WHO grade 4)
- MGMTのメチル化は予後良好因子
18.中枢神経悪性リンパ腫
- mOSは23-90mos
- 標準治療はWBRT
19.髄芽腫術後のCOG予後良好因子
- 予後を論じる上で標準リスク群と高リスク群に分ける.標準リスク群は,①3才以上,②術後残存腫瘍が1.5cm2以下,③転移(播腫)がない,という3つの条件を満たすものをいう.その要件を満たさないものを高リスク群とする.がんプロよりがんプロより
- medulloblastomaという名称は,Bailey & Cushingらにより,発生途上に神経,グリアの双方へ分化能を持つ細胞”medulloblast”が想定され命名された.しかし,medulloblastは概念上の細胞であり,発生学的に観察される細胞ではない.medulloblastomaの細胞の由来に関してはいまだ多くの議論があるが,多分化能とくに神経系への分化能を有する幹細胞にその起源を求める考えが有力である.がんプロより
20. 脳腫瘍の処方線量
- 膠芽腫 60Gy/30Fr
- 脳転移 37.5Gy/15Fr
- 髄芽腫(標準リスク) 54Gy/30Fr
- 胚細胞腫瘍(絨毛癌) 54Gy/30Fr
- 乏突起膠腫 60Gy/30Fr
21.頭頸部癌
- 耳下腺平均線量25Gy以下を目標に治療する
22.中咽頭癌T2N2bM0
- 頭頸部癌は照射前に抜歯。照射後は原則抜歯しない。
23.中咽頭癌
- 導入化学療法による局所制御率改善のエビデンスなし
- T2N1M0扁桃癌(II期腫瘤型扁桃癌)にはRT単独の適応あり
- 側壁型(扁桃)が最多
24.喉頭がん
- 両側声帯進展はT1b (前立腺ではT2「c」)
- 仮声帯進展はT2
- 2亜部位進展はT2
25.下咽頭癌
- T2は腫瘍経2-4cm
- 下咽頭癌は後壁型が予後最悪
26.顎下腺腫瘍(腺様嚢胞癌)
- ACCにはケモはない → 神経周囲浸潤(+)、切除断端(+)などの場合、PORT(RT単独)の適応となる
27 肺癌(TNM)
- 悪性胸水はM1a
- いわゆる遠隔転移がM1b
- 副腫瘍結節
- 同側同一肺葉内 T3
- 同側他肺葉内 T4
- 対側肺 M1a
- 腫瘍と気管分岐部の距離
- 2cm以上 T2
- 2cm未満 T3
- 浸潤 T4
28 肺癌(NSCLC)
- ケモレジメンはプラチナダブレット
- 切除可能な肺尖部胸壁浸潤癌では術前にCRTを施工する
29 肺癌 SRT
- アイソセンターの固定精度が三次元的に各方向5mm以内であることを毎回照射時に確認する必要がある
#30 肺癌(SCLC) + PCIはgood PR以上に25Gy/10Fr + 胸部照射 45-50Gy/25-28Fr (hyper) + ケモはシス+エト(LD)
31. 悪性胸膜中皮腫
- 切除可能性では、手術、RT、ケモの三者併用療法
32. 放射線肺臓炎
- 無症状であればステロイド内服は不要
- 通常分割照射60Gy/30FrのRT中に発症することがある。一方48G/4Fr(SRT)中の発症はまれ。
33 乳癌(温存療法)
- 腋窩リンパ節転移1-3個では総合的に判断して鎖上を照射野に含める場合がある
34 乳癌(温存療法)
- CTVは全乳房
35 乳癌(温存療法) → 放射性肺臓炎
- 画像所見のみなら経過観察可能
36 乳癌(DCIS)
- DCISは基本的にはセンチネルリンパ節生検不要
- センチネルリンパ節微小転移では腋窩リンパ節郭清が推奨。micrometastasis
- 乳癌診療ガイドラインの推奨グレード A: 十分な科学的根拠があり、積極的に実践するよう推奨する B: 科学的根拠があり、実践するよう推奨する C1: 十分な科学的根拠はないが、細心の注意のもと行うことを考慮してもよい C2: 科学的根拠は十分とはいえず、実践することは基本的に勧められない D: 患者に不利益が及ぶ可能性があるという科学的根拠があるので、実施しないよう推奨する
- センチネルリンパ節に転移を認める患者に対して腋窩リンパ節郭清省略が勧められるか
- B: センチネルリンパ節に転移を認めた場合でも,微小転移であることが確定できた場合は,腋窩リンパ節郭清の省略が勧められる。
- C1: センチネルリンパ節にmacrometastasisを認めた場合,適切な基準に基づいて、症例毎に慎重に検討し、腋窩リンパ節郭清省略を考慮しても良い。ただし、適切な術後治療は必須である。
- 術前診断が非浸潤性乳管癌へのセンチネルリンパ節生検は勧められるか
- B: 生検で非浸潤性乳管癌と診断された患者で,浸潤巣の存在が疑われる場合や二期的センチネルリンパ節生検の施行が困難な場合には,原発腫瘍切除と同時にセンチネルリンパ節生検を行うことが勧められる。
- D: 診断と治療を兼ねた切除生検後の詳細な病理学的検索にて非浸潤性乳管癌と診断された患者では,センチネルリンパ節生検は不要である。
37 乳癌(寡分割照射)
- 乳房温存手術後放射線療法の適切な照射法はどのようなものか b.全乳房照射において通常分割照射と同等の治療として寡分割照射は勧められるか
- B: 50歳以上,乳房温存手術後のpT1―2N0,全身化学療法を行っていない,線量均一性が保てる患者では勧められる。
- C1: 上記以外の患者には,心臓等への線量に留意し,細心の注意のもと行うことを考慮してもよい。
- 50歳未満には推奨されない
- 術前化学療法後の症例には推奨されない
38 甲状腺腫瘍 RI
- 髄様癌は放射線感受性が低い
- ヨード内用療法ではI-131を用いる。I-131はβ線とγ線を出す。
- 外来アブレーションではI-131を1.1GBq(30mCi)処方する。
- 入院では100mCi(3.7GBq)
39 食道がん
- CRTの5生存率は?
40 胃MALT
41 膵癌
- 進行膵癌CRTのmOSは8-15ヶ月。1年生存割合は40%
42 肝細胞癌
43 膵癌(局所進行切除不能)
- 標準治療として化学療法単独と化学放射線療法が併記される
- 導入化学療法度の化学放射線治療は選択肢となる
- CTVに予防リンパ節領域を含める → ×
44 直腸癌 NART
- CTVに仙骨前リンパ節を含める
- 処方線量 45-50Gy/
45 前立腺癌(EBRT)
- 手術適応は、がんが前立腺のなかにとどまっている限局性前立腺がんで、PSA監視療法の適応範囲を超えた、T1c~T2bの前立腺がんが主な対象である。
- 高リスクというだけでは必ずしも手術適応から外れるわけではない
- T3b症例では外照射併用の高線量率組織内照射の適応がある
46 前立腺癌(PSAバウンス)
- 出現時期: 治療後18ヶ月頃
- 若年者の方が高齢者より出現しやし
- 持続期間は6ヶ月以内が多い(65%)
47 前立腺癌 (術後照射) 全摘術後の生化学的再発
- 再発症例の約半数は術後2年以内に再発する
- 救済RTの処方線量は 60Gy/30Fr
2014 47番 b. 救済放射線治療の処方線量は60Gy/30Fr/6wである → ×処方線量は、Adjuvant PORTでは60Gy、Salvage PORTでは64-66Gy程度が一般的(64Gy以上が推奨)のため、×だと思います。 e. 救済放射線治療に内分泌治療を併用しても癌特異的生存期間は延長しない → ○ 中リスク~高リスクの前立腺癌の根治的外部照射ではホルモン療法併用により治療成績が改善するのに対して、PORTにおいてはホルモン併用の意義は不明 → 現在、いくつかの研究が走っている
48 前立腺癌
- T2cは前立腺両葉
49 精上皮腫
- Ⅰ期では経過観察 or RT(20Gy/10Fr) or ケモ。
- ⅡA期 RT(30Gy/15Fr)
- ⅡB期では化学療法かRT単独(36Gy/18Fr)かいずれか
- 「左」精巣原発 → 「左」腎門を照射野に含める。右は大静脈に入る。
50 腎盂がん
- CTV: 患側の腎床・全尿管床・膀胱三角・傍大動脈リンパ節領域・傍大静脈リンパ節領域
- 膀胱癌のCTV: 全膀胱+内腸骨リンパ節領域+外腸骨リンパ節領域+閉鎖リンパ節領域+男性では前立腺及び前立腺内尿道
- 尿道前立腺部を含めるのは膀胱癌である。尿管癌では膀胱三角までとする。
51 頸癌 TNM
- 膀胱鏡で粘膜の胞状浮腫あり → T4の十分な根拠ではない。生検での証明が必要。
52 卵巣癌
- 再発症例への症状緩和目的の照射は薦められる
53 頸癌 IIIB
- 骨盤リンパ節転移は予後不良因子である
54 体癌
- 術後膣断端再発はRTにより約半数が制御される
- 術後再発高いリスク症例に対する全骨盤照射は骨盤内再発を低減する
55 頸癌 PORT
- 術後再発危険因子(高リスク群) 骨盤リンパ節転移(+)、傍子宮結合組織浸潤(+)
56 悪性リンパ腫
- 十二指腸MALTと思われる
57 TBI
- 10Gy/1Frは12Gy/6Frより毒性が高い
58 悪性リンパ腫(DLBCL)
59 精巣原発悪性リンパ腫
- 再発様式として中枢神経や対側精巣がある
- 高齢者に多いと思われる
60 Hodgkin病 (結節硬化型)
- ABVDでCRの場合、30-40Gy程度のRT追加
- ⅡA期、ABVDは6-8サイクル
61 髄外性形質細胞腫(鼻腔)
- 処方線量は 46Gy/23Fr
62 小児がん
- 脳の照射体積と知能合併症には相関関係がある
- 椎体を照射野に含める場合、椎体全体を含める
63 小児がん(RT開始までの日数)
64 転移性骨腫瘍
- RT後数日以内に一過性に疼痛が増強することがある
- 広範な骨転移に対するSr-89では骨髄抑制が増強する
65 軟部腫瘍
- 骨、筋膜、皮膚、後腹膜はバリア

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