医学備忘録

医学備忘録

Viswanathan 医師の死生観研究

Viswanathanは、155人の医師を対象としたアンケート調査を実施し、性別、専門分野により死の不安、コントロールの座(locus of control)、人生の目的意識に差があるかどうか、またこれらの変数が死の告知に関する態度に影響を...
医学備忘録

『ダイヤモンド』(2016年8月号)「どう行きますか 逝きますか 死生学のススメ」

現在、死に対する社会的関心は非常に高まっていると言えるだろう。例えば大衆紙である『ダイヤモンド』(2016年8月号)は、「どう行きますか 逝きますか 死生学のススメ」と題して、2016年6月下旬に全国の30-79歳の男女、各年代約2000人...
医学備忘録

口峡(fauces)

口峡は口腔から咽頭への通路となる部分である。上壁は軟口蓋(口蓋帆)、下壁は舌根、側壁はひだ(前方が口蓋舌弓、後方が口蓋咽頭弓)である。なお前口蓋弓=口蓋舌弓と後口蓋弓=口蓋晒頭弓である。両弓の間の陥凹が扁桃窩であり、口蓋扁桃がこの中に存在す...
医学備忘録

抗癌剤の薬理作用

代謝拮抗薬:がん細胞の増殖を抑制するアルキル化薬:がん細胞のDNAを破壊する抗がん性抗生物質:がんの細胞膜を破壊したり、DNAの合成を抑える微小管作用薬:細胞分裂に重要な役割を果たす微小管の働きを阻害する白金製剤:DNAと結合してがん細胞の...
医学備忘録

乳癌 – 放射線治療計画ガイドライン2016

全乳房照射の適応乳房温存術後患者は原則として全例が適応例外:70歳以上&ホルモン感受性&T1N0M0&標準内分泌療法実施例 → 照射省略可能寡分割照射の適応(ASTROの症例選択ガイドライン)1) 50歳以上2) Stage pT1-2pN...
医学備忘録

乳がん Ki-67の問題点

がんサポートの記事より「Ki-67の測定値は施設によって、また病理医間で相当なばらつきのあることが知られています。Ki-67の重大な問題点はこの再現性のなさです。どこからが高値でどこからが低値なのかということが定まっておらず、抗がん薬治療を...
医学備忘録

線量分布計算アルゴリズム

治療計算アルゴリズムは第4世代まであるようである参考九州大学の資料web.shs.kyushu-u.ac.jp/~arimura/1_DoseCalculationInRTP.pdf
医学備忘録

癌のいろは(頭頸部がん)

病期分類 T2 は 2-4cmの大きさ(ににんがし) N2 は 3-6cm大きさ (にさんがろく) 頭頸部がんのStage N0ならT因子とStageが合致 N因子でStageが変わる N0-Ⅰ/Ⅱ N1-Ⅲ N2-IVA N3-IVb 最...
医学備忘録

乳がんのサブタイプ

乳がんのサブタイプについて検索したところ、乳がんINFOナビという良いコンテンツを見つけたのでまとめた。乳がんのサブタイプ St. Gallen(ザンクトガレン)のコンセンサス会議で、乳がんは5つのサブタイプに分類されている。 ホルモン受容...
医学備忘録

咽頭収縮筋

咽頭収縮筋は上・中・下に分類される。特に上咽頭収縮筋への線量が55Gyを超えると嚥下障害の発生頻度が10Gyあたり19%上昇する。 篠原2010 p.453
医学備忘録

蕁麻疹の処方例

宮崎さんの処方歴から構成した。各ステップ1ヵ月程度で漸減していく。STEP1アレロックOD(5) 4T2Xザンタック(150) 2T2Xグリチロン 3T3Xトランサミン(250) 3Cp3Xプレドニン(5)1T1X 朝STEP2アレグラ(6...
医学備忘録

メニエール病の薬物治療

参考
医学備忘録

脳転移の保存治療(薬物治療)

処方例(My Recipe)軽症の場合リンデロン 2mg1x 朝 or リンデロン 1mg1x 朝パリエット(10) 1T1X 朝メニレットゼリー(30g製剤) 1日3個/分3症状が強い場合は、ステロイドのパルスやグリセオール注などを考慮。...
医学備忘録

乳癌脳転移の治療方針

乳癌脳転移の治療方針についてUpToDateのリコメンドを抄訳した。Management of brain metastases in breast cancer乳癌患者の脳転移の管理方針はまだ十分に確立していない。一般論的には、頭蓋外病変...
医学備忘録

脳転移の予後

脳転移患者の生命予後予測ツールは複数開発されている。RTOG RPA(脳転移患者の予後)Prognostic groups for outcome after palliative treatment of brain metastases...
医学備忘録

放射線治療専門医受験記(放射線物理学まとめ)

放射線の単位概念単位吸収線量(absorbed dose) = 等価線量比放射能[Bq/g線エネルギー付与吸収線量 : = 吸収線量とは放射線の照射によって単位質量あたりの物質が吸収するエネルギー量を言う。照射線量 (exposure) :...
医学備忘録

放射線治療専門医受験記(耐容線量まとめ)

皮膚 70Gy ? TD5/5(1/3) 全脳照射 50Gy TD5/5(2/3)が50Gy 腕神経叢 60Gy 視神経・視交叉 50Gy (体積効果なし) 心臓、食道 60Gy 小腸 50Gy
医学備忘録

放射線治療専門医受験記(処方線量まとめ)

脳神経領域 脳腫瘍は良性 50Gy、悪性 60Gyとその間くらい。脳胚腫は40Gy程度。 髄膜腫は良性 54Gy、悪性 60Gy 髄芽腫(標準リスク、ケモ併用) CSI 23.4Gy + boost 54Gyまで 脳胚腫(RT単独) CSI...
医学備忘録

放射線治療専門医受験記(化学療法まとめ)

臓器別ケモのあらましをまとめる。胸部領域 シスプラチンが要であろう。 縦隔腫瘍(胸腺腫、胸腺癌、胚細胞腫瘍): シスプラチンを中心とした多剤併用 肺癌(NSCLC): プラチナダブレット 肺癌(SCLC:LD) : シスプラチン+エトポシド...
医学備忘録

頭頸部がんの頚部リンパ節とは具体的にどこなのか?(鎖骨上窩リンパ節は頚部リンパ節である)

UICC TNMでは上咽頭、甲状腺以外のリンパ節転移の分類は共通であるが、「所属リンパ節は頚部リンパ節である」とあっさりとした記述があるのみ。具体的に頸部リンパ節の範囲の定義はUICCの中には見当たらない。 日本のがん登録では、日本の頭頸部...
医学備忘録

放射線治療専門医受験記(TNMと解剖まとめ)

TNM鎖骨上リンパ節 乳癌ではN3c(最悪) 上咽頭癌ではN3b(最悪) 肺癌ではN3(最悪) 食道癌では遠隔転移!食道癌、直腸癌のT因子 食道癌は「粘・筋・外・周」 直腸癌は「粘・筋・漿・周」 3文字目が外膜か漿膜かの違いはあるが、本質的...
医学備忘録

皮膚転移に対する外用薬治療(処方例)

皮膚転移に対する外用薬治療の処方例を『チャレンジ! 在宅がん緩和ケア (在宅医療の技とこころ)』から抜粋する。臭気対策Rp1) 0.8%メトロニダゾール軟膏(100g中)メトロニダゾール 0.8gマクロゴール# 400 20.0gマクロゴー...
医学備忘録

テント上、テント下とは

定義テント上=大脳テント下=小脳+脳幹テント(=小脳テント)=大脳と小脳の間に存在する厚い硬膜のこと。参考
医学備忘録

短腸症候群の治療

UpToDate "Treatment of small intestinal bacterial overgrowth "(小腸バクテリア過剰増殖に対する治療)を参考に短腸症候群の治療法をまとめた。病態 小腸バクテリア過剰増殖(Small...
医学備忘録

放射線治療専門医試験の過去問(2010-2014)

2010年度4 放射線荷重係数(ICRP 2007) X線、γ線は1 陽子線は5 α線は20 電子線ではエネルギーによらず一定5 ペースメーカー 治療前にペースメーカーの機能チェックが必要 ICD(埋込み型除細動器)は通常のペースメーカーよ...
医学備忘録

癌のいろは(食道癌)

日経メディカルの公開している癌のいろはシリーズより食道がんの記事のまとめを作成した。標準治療 欧米では術前化学療法 or 術前化学放射線治療が標準治療である。 世界的には切除可能食道がんに対しては、術前化学療法or術前化学放射線治療を行い、...
医学備忘録

翼状突起

蝶形骨の翼状突起 weblio 【英】:Processus pterygoideus,Pterygoid process of sphenoid翼状突起は蝶形骨体と蝶形骨大翼との間の下面から下方に向かい、頭蓋底面に対してほぼ直角に出る突起で...
医学備忘録

乳癌の術前化学療法 (Webまとめ)

乳癌.jp 術前化学療法 = ネオアジュバント化学療法(NAC;neoadjuvant chemotherapy) = 最近ではPST(primary systemict reatment;一次全身療法)と呼ぶこともある 自覚的な腫瘍縮小率...
医学備忘録

腋窩リンパ節レベル分類

ナグモクリニックより4.どの範囲までリンパ節郭清をすればよいのですか?腋窩リンパ節は、脇の下の部分がレベル1、鎖骨の下がレベル3、その中間がレベル2というように分類されています(図4―1参照)。●乳がんのリンパ節転移はまずレベル1に、ついで...
医学備忘録

子宮頸癌の術後再発リスク分類

日本癌治療学会より## 子宮頸癌の術後再発リスク分類低リスク群:以下のすべての項目を満たすもの① 小さな頸部腫瘤② 骨盤リンパ節転移陰性③ 子宮傍結合織浸潤陰性④ 浅い頸部間質浸潤⑤ 脈管侵襲陰性中リスク群:骨盤リンパ節転移陰性および子宮傍...
医学備忘録

乳房温存術後の放射線治療について

出典患者さんのための乳癌診療ガイドラインより乳房以外の部位への照射腋窩リンパ節転移4個以上の場合、鎖上照射する腋窩リンパ節転移1-3個の場合、病理所見などからリスクが高いと思われる場合、鎖上照射する腋窩(わきの下の)リンパ節転移が4個以上あ...
医学備忘録

仮声帯

Google画像検索から声門癌の仮声帯進展はT2仮声帯は声門上部癌の亜部位の1つ。つまり仮声帯は声門上部である。声門上癌の亜部位: 舌骨上喉頭蓋、被裂喉頭蓋ヒダ、被裂、舌骨下喉頭蓋、仮声帯
医学備忘録

松果体腫瘍のMRI画像所見

要するに脳幹(中脳)の上に松果体は存在する。脳神経外科 澤村 豊のホームページより
医学備忘録

尿生殖隔膜

ヒロちゃんの別館より引用会陰とは、狭義には肛門と外陰部との間の小部分を指す。また、広義には骨盤出口の全体を言い、「恥骨結合の下端」「尾骨の先端」「左右の坐骨結節」を結ぶ菱形の領域を指す。会陰を分けて、尿生殖三角と肛門又は直腸三角の2部とする...
医学備忘録

頭頸部リンパ節解剖

篠原2010 p.454より引用spinal accessory nerve:脊髄副神経a,bの亜分類がある時、aが腹側、bが背側である。(Ⅰ、II)Vは後頸部であり、VIは気道周囲である
医学備忘録

喉頭の解剖: 披裂喉頭蓋ヒダ、声帯、仮声帯

ふかさわ耳鼻咽喉科医院HPより引用正常の喉頭ファイバー像 番号 名称 1 仮声帯 2 声帯 3 披裂喉頭蓋ひだ 4 気管披裂喉頭蓋ヒダは、喉頭と下咽頭(食道の入り口)の境界である(下側が下咽頭))
医学備忘録

喉頭蓋谷(こうとうがいこく)

中咽頭がんでは舌根とともに前壁に分類される生理学的には飲食物を一旦ためる重要な部位 用語 定義 咽頭(いんとう) のど 喉頭蓋(こうとうがい) 嚥下の瞬間、喉頭の蓋になる重要な所 喉頭蓋谷(こうとうがいこく) 舌根と喉頭蓋の間にあるくぼみ。...
医学備忘録

傍咽頭間隙(副咽頭間隙)

概要傍咽頭間隙(PPS)の周りには頸動脈間隙(CS)、咀嚼間隙(MS)、咽頭粘膜間隙(PMS)、耳下腺間隙(PS)があります。この周りからの変位や波及が重要となります。傍咽頭間隙は、頭蓋底から舌骨まで半月様をなしてつながっている。上咽頭癌T...
医学備忘録

眼窩尖端部 orbital apex

概要ピラミッド型をした眼窩の最も背側の部分。頭蓋顔面接合部(craniofacial junction)にある眼窩尖端部症候群や骨折などで重要な解剖学的部位出典@MedScape
医学備忘録

視蓋 とは

視蓋=中脳上丘である。上丘は左右1対の構造。尾側には下丘ある。上丘+下丘=四丘体。視蓋は視覚反射の中継所である。視覚と関係するので視蓋と呼ばれる。対光反射、調節反射(見ている物が近づいたときにレンズを厚くしてピントを合わせる)、輻輳反射(調...
医学備忘録

呼吸性移動対策ガイドライン

まとめ 対策をしないと10mm以上動く腫瘍に対して、対策を取ることで移動が5mm以内になる場合に、加算を取ることができる 無対策時の10mmは3次元的距離(=sqrt(x^2+y^2+z^2))であるのに対し、対策時の5mmはSIAPLFい...
スポンサーリンク