定義
矯正反射とは、医療者が患者に対して、自分達がよいと考える方向に患者を矯正したい(健康被害を防ぎ治療を行いたい)と思う強力な欲望のことである。
それ自体は社会常識に照らして真っ当な方向性であったとしても(例えば有効性の証明されている検診や治療を勧めることなど)、物質依存症に対する治療などでは、治療者側が過度に指導的な姿勢でのぞむことが患者の反発を招き、かえって問題を悪化させる可能性を指摘する専門家もいる(Motivational Interviewing in Health Care: Helping Patients Change Behavior (Applications of Motivational Interviewing))
参考
がん患者心理療法ハンドブック 第6章
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