説明
power.t.test()は1群または2群のt検定の検定力を計算する、あるいは指定した検定力を得るために必要なパラメータを計算する関数。
α、検定力、効果量、標本数の4つのうち3つを指定すると残りの1つを出力する関数である。
2群の場合、2群の標本数が等しいことを仮定する( → 2群の標本数が異なる場合は、pwr.t2n.test()関数を使用する)。
使用法
power.t.test(n = NULL, delta = NULL, sd = 1, sig.level = 0.05,
power = NULL,
type = c("two.sample", "one.sample", "paired"),
alternative = c("two.sided", "one.sided"),
strict = FALSE, tol = .Machine$double.eps^0.25)引数
n 群ごとの標本数。群1が10、群2が10の比較の場合、10(20ではない)。
delta 真の平均値差。μ実験 – μ対象。sd=1の場合、delta=効果量である。
sd 2群に共通の標準偏差。デフォルトはsd=1。
sig.level 有意水準α(第1種の誤りの確率)。デフォルトは .05。
power 検定力1-β。βは第2種の誤りの確率 。デフォルト値なし。
type t検定の種類を指定する文字列。省略可。対応なし2群なら”two.sample”、1標本なら “one.sample”、対応ありなら”paired”。既定値は対応なし2群。
alternative : 両側検定なら”two.sided”、片側検定なら”one.sided”。省略可。既定値は両側検定。
strict 論理値。Tなら厳密計算を実施(警告が出る場合があるが無視してよい)。Fなら簡易計算を実施。
tol 根発見に使用される数値計算のトレランス。デフォルトは(少なくとも)有意な4つの数字。
返り値
“power.htest”クラスのオブジェクト。引数のリスト(計算されたものを含む)に方法と注釈が付いている。
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