[R]{lavaan} inspect() : あてはめたlavaanオブジェクトから情報(見たい情報のみを)を抽出する

Description

lavInspect() および lavTech() 関数はあてはめられたlavaanオブジェクトから指定した情報を抽出する関数である。注意:古いS4のinspect()メソッド は現在は、デフォルトの引数指定付きの lavInspect()へのショートカットとなっている。

使用法

# fitted objectのみを引数で渡す
> inspect(fit)

# 見たい情報を細かく指定する(ここではモデル式を表示)
> inspect(fit, what="list")

引数

what : 文字列(大文字小文字の区別なし)。表示したい情報を指定する。非常に多数の指定文字列が定義されている。詳細はオンラインヘルプ参照。

whatの代表的な使用例

what = “start” 各モデル行列におけるパラメータの初期値を知る

what = “list” モデル式の内部表現を表示する (cfa(),sem(),growth()などのユーザーフレンドリーな関数ではモデル式の一部がlavaanにより自動作成される。その具体的な作成内容を知るために有用)。

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