研究デザインとバイアスの対応
研究デザインと生じるバイアスには対応関係がある。またバイアスには比較の質(=内的妥当性)を落とすものと落とさないものがある。
研究の型 | 選択バイアス | 情報バイアス | ||
比較の質を落とす | 比較の質を落とさない | 比較の質を落とす | 比較の質を落とさない | |
記述研究 | 自己選択バイアス 紹介バイアス 未回答者バイアス | ホーソン効果 面接者バイアス | ||
ケースコントロール研究 | サンプリングバイアス 診断バイアス 発見徴候バイアス | 思い出しバイアス 面接者バイアス | ||
コホート研究 | ランダムでない脱落 | 記述研究と同様 | 診断バイアス 発見徴候バイアス | 記述研究と同様 |
ランダム化比較試験 | コホート研究と同じ |
(参考:『臨床研究の道標』)
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