WordPressではユーザー(登録者)ごとにプロフィール写真(アバター)を設定することができる。登録ユーザーがコメントや掲示板などに書き込んでくれた際には、このアバターが表示される仕組みになっている。
おそらく通常の感覚では、各WordPressのサイトごとに登録ユーザーに自分が使いたい写真をアップしてもらう仕組みを想像するのではなかろうか。しかし予想に反してWordPressの仕様ではこれができない。
現時点(WordPress4.4.1)、WordPressはGravatarというアバターを管理する専用サービスを経由してしかアバター写真を使用することができない。Gravarとはなんぞやということになるがサイトにアクセスすると以下の画面が出てくる。
見てもらえればわかる通り、グローバルに認識されるアバターということで、一度Gravatarにアカウントを作成しておくと、Gravatarに対応しているサービスではどこでも、自動的に自分の顔写真が使用されることになる。これを便利だと思う人もいるだろうが、特定のWordPressサイトにのみ顔写真の表示を許したい人にとっては望ましくない。
では、ユーザーが特定のWordPressサイトだけで使用できるアバターを使用できるようにすればどうすればいいのか。WP User Avatarというプラグインを使用することで可能になる。
使用法はいたって簡単、インストールして有効化するのは全プラグイン共通である。
有効後は左のメニューバーに[Avatars]というメニューが追加される。サブメニューには[Settings]と[Library]がある。それぞれ設定(setting)と登録したアバターの一覧(library)をここから閲覧、編集できる。
基本的にデフォルトでいいだろうが、ユーザー自身に写真の登録を許可する場合は上記写真のAllow Contributors & Subscribers to upload avatarsをチェックする必要がある。
あとは通常のユーザープロフィール編集画面のAvatarのところに[Choose Image]というボタンが自動で追加されているので、ここから写真を登録すればOKである。
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