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02-03 髄芽腫
放治GL2012
2015.06.16
基礎知識
- 術後照射の絶対適応。
- 手術のみでは治癒不能。
- 手術+PORTで治癒率約60%。
- 全脳全脊髄照射+boost照射を行う。
- 3歳未満のRTは有害事象が大きいため、可能な限り化学療法でRT開始を3歳以上に引き延ばす。
放射線治療
- CSI+ブーストで治療する
- CSIの線量低下(36 → 23.4)、ブーストの範囲縮小(後頭蓋窩全体 → 腫瘍床+マージン)が近年のトレンド。
- かつてはRT単独:全脳全脊髄に36Gy、後頭蓋窩(=原発部位)に54Gy。(通常分割法で全脳脊髄には1.6-1.8Gy/日、ブーストは2Gy/日)
- 標準リスクで化学療法併用時のCSIは23.4 or 25Gyが標準的となった。
- 年齢に応じて総線量、1回線量は10-25%程度の減量を考慮する
- かつては後頭蓋窩全体をブーストしていた。近年は腫瘍床+マージンを対象とする。
- 2段階ブーストを実施する。2cmマージンないし後頭蓋窩全体でブーストを開始し、50Gy以降は1cmマージンに縮小する2段階ブーストが推奨されている。
治療成績
- 5年生存率は60%(標準リスク60-80%、高リスク40-50%)
有害事象
- 成長ホルモン分泌障害が多い → 補充療法可能
- その他のホルモンは障害されにくい
- 脊椎骨および学習能力の発達障害は5歳以下ではほぼ必発