医師として訪問診療を行う上で役に立っている本を紹介します。
全般
極論で語るシリーズはいろいろ出ていますが、総合診療は全部が役立つ内容でお得です。
訪問診療は身体診察が最も重要な分野の1つです。大量のエビデンスを整理してくれています。
ガイドラインのまとめ本も通読が必要でしょう。
離島医療の現場から生まれた小技集。役立つワザが見つかるかもしれません。
感染症
特別すごいことが書いてあるわけではありませんが、高齢者の感染症に焦点をあてた一冊として目を通す価値はあると思います。感染症に精通している場合は不要かもしれません。
整形外科
在宅という医療環境に焦点を絞ることで即戦力となってくれる1冊です。
睡眠医学
極論で語るシリーズから睡眠医学の本が出ています。訪問診療に限定されませんが、睡眠医学は体系的に勉強する機会がなかなかありませんので、この1冊くらいは熟読したいところです。
てんかん
てんかん発作と介助について本とDVDで学ぶことができます。文章で読むと難しいてんかん発作も、動画で見れば一目瞭然です。
緩和ケア(看取り)
緩和ケア、看取りに関しては在宅医療の技とこころシリーズが役に立ちます。がんと非がん、1冊ずつあります。
Webサイトでは聖霊三方原病院の緩和ケアのページは素晴らしいできです。
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