乳癌 – 放射線治療計画ガイドライン2016

全乳房照射の適応

乳房温存術後患者は原則として全例が適応
例外:70歳以上&ホルモン感受性&T1N0M0&標準内分泌療法実施例 → 照射省略可能

寡分割照射の適応(ASTROの症例選択ガイドライン)

1) 50歳以上
2) Stage pT1-2pN0
3) 化学療法受けていない
4) 中心軸平面での線量均一性が±7%以内
上記条件を満たす場合、通常分割照射(50Gy/25Fr/35日)と寡分割照射(42.56Gy/16Fr/22日、40Gy/15Fr/21日)で治療効果同等とされている。

日本では2014年の診療報酬改訂により、施設基準に適合する施設で1回線量が2.5Gy以上の全乳房照射をじしすると、1回線量増加加算を算定できる。

boost の適応

原則としては全例が適応
特に若年者(50歳未満)ではブーストの局所制御効果が大きいので断端陰性でも積極的に適応を検討する。
断端近接or陽性例に適応を絞っているのが臨床的な実態。

腋窩リンパ節照射(high axillary tangents)の適応

腋窩リンパ節転移4個以上 → 所属リンパ節領域照射が推奨される
腋窩リンパ節転移1~3個以上 → 方針に明確な基準なし。

センチネルリンパ節生検で転移陽性であるが郭清省略時

微小転移のみ → 所属リンパ節照射省略可
マクロ転移有り → 所属リンパ節照射が推奨される

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