[R]{grDevices}boxplot.stats() : 箱ひげ図生成に必要な諸統計量を出力する関数

説明

boxplot.stats()は箱ひげ図の生成に必要な諸統計量を計算する関数である。通常は箱ひげ図の描画の際に別の関数から呼び出されて使用されるが、この関数を単体で使用することも可能である。

使用法

boxplot.stats(x, coef = 1.5, do.conf = TRUE, do.out = TRUE)

引数

x : boxplotを出力する対象となる数値型ベクトル(NAsやNANsを含むことが許容され、その場合これらは省略される)。

coef : ひげ(whiskers)が箱からどの程度離れたところまで描画されるかを決定する。正の数が指定された場合、髭は箱の長さ×coefの値までの範囲内で最も端の値(extreme)まで伸ばされる。値が0であれば、データの最端値(extreme)まで髭を延ばす(この場合、外れ値はなし)。
do.conf, do.out: 論理値。FALSEの場合、返り値のそれぞれconf あるいは out要素が空となる。

返り値

名前付き要素を持つリスト。各要素は以下の通り。

stats : 長さ5の数値型ベクトル。内容は下位髭の最端値、下位ヒンジ、中央値、上位ヒンジ、上位髭の最端値である。

n : 標本中の非NAデータの数

conf : ノッチの下位及び上位の最端値(extreme)

out : 髭の最端値を超えて存在する全データの値。要するに外れ値。

実行例

# {datasets}の組み込みデータセットであるriversに対する実行例
> boxplot.stats(rivers)
$stats
[1]  135  310  425  680 1205

$n
[1] 141

$conf
[1] 375.7678 474.2322

$out
 [1] 1459 1450 1243 2348 3710 2315 2533 1306 1270 1885
[11] 1770

 

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