[R] rma(),lm(),lme(),lmer()の違い

metaforプロジェクトの記事のエッセンスをまとめる。

メタアナリシスモデル(meta-analytic model)は、線形(混合効果)モデル linear(mixed-effects)model の特殊形である。メタアナリシスモデルが通常の線形(混合効果)モデルと異なるのは、誤差項の分散(=サンプリングの分散)を既知と考える点だけである。

上記の点を除けば、rma()のランダム効果モデルはlme()やlmer()に、rma()の固定効果モデルはlm()に対応するものである。

数学モデルの違い

rma()のモデル

yi = μ + ui + ei

where ui∼N(0,τ2) and eiN(0,vi)

ここは以下の記号を前提としている。

yi = θi + ei
yi : 観察値(研究で報告されたアウトカム)、θi : 真の値、ei :誤差

ランダム効果モデルは以下のように数式で表現される。

θi = μ+ui
θi:真の値、μ:真の効果の平均値、ui:誤差

 

lme()とlmer()のモデル

yi = μ + ui + ei

where ui∼N(0,τ2) and eiN(0,σe2vi)

σe2は比例定数である。

異質性の説明機序の違い

rma()はadditive factorで異質性を説明する。

lm()はmultiplicative factorで異質性を説明する。

lme()とlmer()はadditive factorとmultiplicative factorの両方で異質性を説明する。

参考

A Comparison of the rma() and the lm(), lme(), and lmer() Functions [The metafor Package]

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