リンチ症候群(Lynch syndrome)

同義語

リンチ症候群(Lynch syndrome)、遺伝性非ポリポーシス大腸がん (hereditary nonpolyposis colorectal cancer : HNPCC)

疾患概念

リンチ症候群は、大腸がん、子宮体がん、卵巣がんなどの発症リスクが高まる遺伝性疾患である。

原因はミスマッチ修復遺伝子(MSH2、MLH1遺伝子など)の生殖細胞系列変異と考えられている。

遺伝形式は常染色体優性遺伝である。

疫学

全大腸がんの2-5%がHNPCCと考えられている

HNPCC遺伝子変異を持つ人の生涯 大腸癌がん罹患率は約80%

女性でHNPCC遺伝子変異を持つ人の生涯 子宮体がん罹患率は20-60%

定期検査(NCCNガイドラインによる)

大腸内視鏡検査: 20-25歳以降 1-2年に1回

子宮内膜組織診および経膣超音波検査: 30-35歳以降 毎年

関連

ミスマッチ修復機構(系)

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