自宅サーバーのためのハードウェア

自宅サーバーを構築するためのオススメ ハードウェアを紹介しようと思う。紹介するものは全て自腹で自宅で検証済である。

PC本体

自宅サーバーに求められるのは何より省スペース、省エネ、静音である。これら3条件を満たさないPCを365日24時間電源を入れっぱなしで部屋に設置するのは現実的ではない。これら3条件を満たした上で、更に必要な処理性能や停電対策などを考慮してマシンを選ぶとよいだろう。

ノートパソコンでのオススメ機種はパナソニックのLet’s note RZシリーズである。

この機種は省スペース、省エネ、静音の3条件を完全に満たしている。ファンレスではないがほとんどファンは回らずほぼ無音である。ノートパソコンなので追加の停電対策も不要である。欠点は価格である。実際に購入するにあたっては、価格.comなどで安い店を十分に探すとよいだろう。上記2機種の違いはスペックである。メモリが4GBか8GBというのが自宅サーバー的には一番効いてくるだろう。

デスクトップでのオススメはShuttleのDS57U5である。

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これはベアボーンキットである。多少の組み立て作業、セットアップ作業は必須であるが、自宅サーバーをやるレベルの人には、こうした作業経験は有益であろう。CPUにIntel Core i5 5200Uを積んでいながらファンレス(=無音)である。更にメモリを16GBまで積めるのはファンレス機種としては現時点(2016年5月)、対抗馬がほとんどない。自宅サーバーの場合、メモリ搭載業は同時接続の処理能力に大きく関わってくる。一般公開する運用を考えている場合にはいい機種である。

この機種を選んだ場合、停電対策を考慮する必要がある。UPS(無停電装置)としてオススメなのは以下である。

ポイントはバッテリーがリチウムであることである。リチウムバッテリーのUPSは現時点ではおそらくこれ一択である。リチウムバッテリーは省スペース、長寿命というメリットもあるが何より廃棄がラクなのである。家電量販店に持ち込めば簡単に廃棄できる。一方、通常のUPSは鉛蓄電池であり、メーカーや専門業者にお金を出して依頼しないと処分、交換できない。動作音に関しては、自宅で使っているが無音と考えていい。

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