パッケージlavaanには共分散構造分析を実行する関数として、sem()、cfa()、growth()、lavaan()が用意されている。またこれらの関数で共通して指定できる、推定法のオプションが用意されている。
基本的な推定法の選択ルールは以下の通りである。
- データが連続変数であり、かつ分布が概ね正規分布である場合はML(最尤推定法)を用いる
- データが連続変数でない場合や正規分布から大きく逸脱する場合はDWLS(対角重み付き最小二乗法)を用いる
代表的な推定法のオプションとして「最尤推定法(ML)」「重みなし最小2乗法(ULS)」「重み付き最小2乗法(WLS)」「一般化最小2乗法(GLS)」「対角重み付き最小2乗法(DLWS)」が挙げられる。
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