ファイルを修正してみて失敗だったと気付き、元に戻したいと思うのは人の常である。
バージョンコントール(世代管理)とは、ファイル修正の各段階のスナップショットを履歴として保存する機能のことである。これを使うことで上記の要求に応えることができるというわけだ。
GitやSVNなどの本格的なバージョン管理システムもあるが、気楽に使えるというものではない。
秀丸には自動バックアップ機能というものがあり、これを使うと簡易バージョンコントールを実現することができる。
メニューバーから[その他] → [ファイルタイプ別の設定(C)…]をクリック。
「ファイルタイプ別の設定」画面から「保存・読込み」 をクリックし、バックアップファイルの作成(M)にチェックを入れる。必要に応じて高速バックアップ(B)や世代バックアップ(R)にチェックを入れ、[詳細]ボタンを押す。
「動作環境」画面が開くので、作成場所に自動バックアップファイルを保存するフォルダを指定し、何世代分バックアップするかなどを指定する。
以上で簡易バージョンコントロールシステムの出来上がりである。
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