医師が自分で飲んでもいいと思っている薬

クローバーの社

こういうテーマでアンケートを取ったら面白いだろうなと思いつつ、私見を書いてみたい。
ここで紹介する薬(ないしサプリ)は、薬局やコンビニなどで買えるレベルのものに限っている。

基本的に薬は飲まずにすむに越したことはない。
どんな薬にも副作用があるからだ。

ここで紹介するものも例外ではないが、副作用はかなりマレと考えられ、うまく飲めば健康増進にある程度役立つかもしれないと思っているものたちである。

  • エビオスビール酵母である。胃腸の働きを改善してくれるとの触れ込み。確かに飲むと胃腸の調子がよくなるように感じる。
    しょせんはビール酵母、食品に毛の生えたようなものであろう。
  • ビオフェルミン整腸剤。下痢にも便秘にもそれなりに効果が期待できる。おいしくて有名。
  • マルチビタミン大腸癌を予防する効果があると言われており、アメリカでは推奨されている。
    ビタミンはそもそも食品から接種しなくては生きていけない必須栄養素、特に食生活が乱れている人などは試す価値があるだろう。
  • 葛根湯風邪薬。漢方薬の王様的存在。肩こりも効くとされる。
    風邪を治すつもりで本気で飲む時は湯に溶いて、じわりと汗が出るまで飲むべし説く人もいる。
    短期服用に留めるべき。
  • 解熱鎮痛薬いろんな種類がやたらと並んでいるが、病院の処方薬に近いという点で言えば、ロキソニンかタイレノール。
    安全性を考慮するとタイレノールが一番だろう。効き目がもの足りなければロキソニン。
    短期服用に留めるべき。
  • 花粉症の点鼻薬花粉症の薬は、病院の処方薬の方が市販薬よりも圧倒的に優れているので、きつい人は病院でもらうのがオススメだが、どうしても市販薬でというならまずは点鼻薬から使用することをおすすめ。ザジテンあたりか。

思いつくものを挙げてみたが、こうして見るといずれも処方薬に類似薬/同等薬があるものばかりである。
私が保守的なだけかもしれないが、やはり処方薬としても市販薬としても両方存在しているような薬にはそれなりの理由と信頼感があると考えてよいのではないだろうか。

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