カセットテープをデジタル化する方法

クローバーの社

オーディオ機器の進歩は速く、カセット、MDはもはや過去のものになってしまった。
CDも衰退し、今や音楽はネットで聴く時代である。

ネットにおける音楽配信も楽曲を購入・ダウンロードする形から、月額無料~数百円で聴き放題というモデルに変化している。
パソコンやスマホ1つあれば、ありとあらゆる音楽を無料で聴ける夢のような時代である。

とはいえ、家の中には昔とったカセットが眠っているという人も少なくないだろう。
それは貴重な音源である。
市販されている楽曲はいつでも買えるが、それは世界に1つしかない音源、かけがえのない記憶である。

そんなカセットをお持ちなら、是非それをデジタル化して、ずっと保存できるようにすることをオススメしたい。

やり方は2つある。自分で機材を揃えてデジタル化するか、専門の業者に任せるかである。

自前でやる場合は、数千円から数万円の機材を購入すれば可能である。
「カセット、mp3」のようなキーワードで検索すると人気のある機材を調べることができる。

それなりの音質でいいという人、大量のカセットを安く仕上げたい人などには、いい方法である。
高級な機材を揃えればいい音質でやることも当然可能である。

一方、そんなにたくさんのカセットは持っていない人や、音質にこだわりたい人は、プロの業者に任せるのもいいだろう。

「カセット ダビング」のようなキーワードでGoogle検索するとたくさんの業者が出てくる。
本の自炊ならBookscanという定番業者があるが、この業界にはそういう存在はないようだ。値段もピンきりである。

そんななか、自分が利用してみて大変よかった業者があるので紹介したい。
サウンドスマイルという静岡県の会社である。
ご家族でこじんまりとやっておられるところのようである。値段が良心的であるし、対応も速く、親切だった。

40年以上も前のカセットのデジタル変換をしてCDで納品して頂いた。
中にはテープが劣化しすぎて再生できないものもあったり、最後の再生とともに切れてしまったものもあった。
かけがえのない一品だっただけに、プロにお任せしてよかったなと思った次第である。

しまい込まれたカセットを蘇らせてみてはいかがだろうか。

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