自宅サーバーとは、その名の通り自宅に設置するサーバー機のことである。用途は色々であるが、HTTPサーバー(ホームページやブログをホスト)、FTPサーバー(ファイルサーバー)、メールサーバーなどなんでもできる。
通常こういうことをする場合、業者にお金を払って、業者のサーバーをレンタルするのが一般的である。業者サーバーのレンタルと、自宅サーバーの設置は一長一短だろうと思う。
自宅サーバーのメリットとデメリット
自宅サーバーのメリットは技術的な自由度である。自分の技術が許す限りなんでもできる。デメリットはなんでも自前でやらなければならないので、勉強や試行錯誤の努力が必要なことである。この学習を楽しいと感じるか、お金を払って誰かにやってもらった方がよいと思うか、その辺の個々人の感性が、自宅サーバー設置か、業者サーバーのレンタルかを決める一つの要素である。
自宅サーバーを設置するための作業
自宅サーバーを設置するための作業は大きく3つに分類できる。
ハードウェアの作業:サーバー専用機の準備、電源その他の環境構築
ソフトウェアの作業:サーバーソフトのインストールと設定
ネットワークの作業:自宅内LANの設定と外部へのポート開放
本ブログでは、自宅サーバーを志す人のお役にたつ記事を増やしていく予定である。
ハードウェアの作業
自宅サーバーは365日24時間稼働させるものなので、静音(できれば無音)であること、省電力であることが重要な条件である。
この条件を満たしやすいのは実はノートパソコンである。ノートパソコンにはバッテリーが内蔵されているメリットもある。つまり停電に強い。デスクトップで同じことをやろうとしたら無停電装置(UPS)を別途準備しなければならない。
ノートパソコンが省スペースであるという点も日本の住宅事情を考えると大きなメリットである。
お手軽に自宅サーバーを始めるにはノートパソコンはよい選択肢である。
ノートパソコンで物足りないとしたら性能面である。自分に必要な自宅サーバーの性能としてノートパソコンで十分であればノートパソコンを使用し、性能的に不足であればデスクトップを検討するという方針でいいのではないかと思う。
ソフトウェアの作業
OSのインストール、サーバーのインストールと設定が必要である。
WindowsではXAMPPを使用するのが簡便である。
その他、サーバーアプリとしてどのようなものをインストールするかは個々人の必要に応じて決めることになる。
ネットワークの作業
https://clover.fcg.world/2015/05/07/240/
https://clover.fcg.world/2015/04/03/41/
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