2-09 高齢者の放射線治療

基礎知識

  • 米国では65歳超の老人の30-40%が毎年転倒している
  • 転倒防止介入が治療後のQOL維持に有効とのstudyがある
  • 日常生活動作(ADL)の1つ以上で依存あり、老人症候群(重度痴呆、うつ病、せん妄、自立性低下、度重なる転倒、自然発生的な骨折、持続するめまいなど)または重度合併症ありの場合、常用量での化学療法は禁忌である
  • 高齢者では心血管系の合併症が50%、重複癌率20%、通院不可率15%、病識率低下。

心血管の脆弱性スクリーニング

  • 下記項目中3項目が陽性であれば心血管機能的に脆弱と判定する
    1) 意図せぬ体重減少(過去1年間で5kg以上)
    2) 極度疲労の自己報告
    3) 脱力(握力)
    4) 歩行速度が遅い
    5) 身体活動度が低い

高齢者脆弱性検査 Vulnerable Elders Survey

  • VES-13はEORTCの高齢者の公式スクリーニング検査

炎症マーカー

  • インターロイキン-6およびD-dimerが全身機能低下率、死亡率と関連するとされる
  • D-dimer高値と認知能力低下の関係も統計学的に有意

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