08-04 多発性骨髄腫

治療方針

  • 骨髄腫は形質細胞(=成熟したB細胞のこと)由来である
  • 骨髄腫は治療反応性良好だが根治困難である
  • 骨髄腫は形質細胞が産生する免疫グロブリン由来の「M蛋白」を特徴とする
  • 骨髄腫の治療は化学療法が中心である
  • 骨髄腫の分類
    • 多発性骨髄腫:2箇所以上の骨髄に病変を認めるもの
    • 形質細胞性白血病:
    • 孤立性形質細胞腫:
    • 髄外性形質細胞腫:
  • 根治RT:孤立性形質細胞腫と髄外性形質細胞腫に適応が有る。
  • 緩和/姑息RT:多発性骨髄腫での骨痛緩和、脊髄/神経根圧迫解除など
  • 全身照射:移植前全処置として行うことがあったが、比較試験で劣性を示され、減少傾向である。

放射線治療

  • 根治RT(孤立性形質細胞腫、髄外性形質細胞腫): 40-50Gy/20-25Fr程度
  • 疼痛緩和: 20Gy/10Frが再照射可能であり十分な除痛効果も得られることから良い
  • TBI: 12Gy/6Fr/3日

併用療法

  • 代表的なケモレジメン
    • デキサメサゾン単剤
    • VAD療法(ビンクリスチン、ドキソルビシン、デキサメサゾン)
    • MP療法(メルファラン、プレドニゾロン)
  • 近年ビスホスホネートも広く用いられている

標準的治療成績

  • mOS:45-60mos。しかし、10年生存割合 3%。