Zoteroの強みの1つは、ブラウザで閲覧中の文書の書誌情報を簡単取り込めることである。
この機能を使えば、Webサイトはもちろん、Amazonで販売されている本、UpToDateの記事などの書誌情報も簡単に作成できる。PDFファイルからメタ情報を抽出出来ない論文(古い論文や日本語論文に多い)でも、PubMedその他でブラウザで文献情報を見つけることさえできればほとんどの場合、ライブラリに登録可能である。
要するにZoteroであれば、Webで当該文献の情報を見つけることさえできれば、一発で書誌情報を取り込める可能性が高い。
そのためには、Zotero Stand Aloneをインストールした上で、Chrome拡張機能をインストールする必要がある。
Zotero StandAloneにアドオンをインストールする方法は以下に記事がある。

Zotero StandAloneにアドオンをインストールする
Zoteroではアドオンという仕組みを使って機能を拡張していくことができる。Zoteroのアドオンは拡張子xpiのファイル形式で配布される。xpiはXPInstall(英: Cross-Platform Install、XPI)の略であ...
Chrome拡張(Zotero Connector)は以下のURLから入手可能である。
Zotero Connector - Chrome ウェブストア
Save references to Zotero from your web browser
Zotero ConnectorをインストールするとChromeの右上にZoteroのボタンが表示される。
実際にはまずZotero StandAloneを起動し、書誌情報の取り込み先とするライブラリを選択しておく。その状態でChromeで当該文献のページを表示し、上記のボタンをクリックすれば書誌情報が取り込まれる。
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