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放射線治療専門医受験記(処方線量まとめ)
医学備忘録
脳神経領域
- 脳腫瘍は良性 50Gy、悪性 60Gyとその間くらい。脳胚腫は40Gy程度。
- 髄膜腫は良性 54Gy、悪性 60Gy
- 髄芽腫(標準リスク、ケモ併用) CSI 23.4Gy + boost 54Gyまで
- 脳胚腫(RT単独) CSI 24-36Gy + boost 40-45Gy
- 脳胚腫(CT併用) CSI 24-30Gy + boost 24-40Gy
頭頸部領域
胸部領域
- 乳腺は 50-60Gy。50Gyが基準、高リスク部位に60Gy。
- 肺癌 60Gy。
- 胸腺: 処方線量は予防 40Gy/20Fr,根治/救済 60Gy/30Fr(胸腺癌、胚細胞腫瘍) or 50Gy/25Fr(胸腺腫)である。
- 胸膜悪性中皮腫
消化器領域
- 肝胆膵は50Gyが基本
- 食道癌 50.4Gy/28Fr
- 直腸癌 50.4Gy/28Fr
- 肛門管癌
泌尿器領域
- 膀胱癌は60-66Gy。これは前立腺癌術後照射(予防:60Gy、救済:66Gy)と同じ。
- 前立腺癌は72Gy以上
婦人科領域
- 頚癌: EBRT 50.4Gy/28Fr + ICRT 24Gy/4Fr程度
血液領域
- 悪性リンパ腫は30-40Gy。概ね、低リスク 30Gy、中高リスク 40Gy。鼻腔NK/Tは50-50.4Gyと例外的に高い。
- 骨髄腫(孤発性、髄外)は40-50Gyと悪性リンパ腫より少し高め。
骨腫瘍
皮膚領域
- 皮膚癌 64Gy。廓清しない頸部リンパ節領域には 66-70Gy。
考察
- おそらく、放射線感受性が非常に高いため、耐容線量に余裕があるにも関わらず線量を低減している腫瘍というのは残念ながらほとんどなく、耐容線量ぎりぎりまで打つ腫瘍が多いのだろう。つまり照射線量はどちらかというと腫瘍制御線量というよりも耐容線量で決まっていることが多いのではないか。
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