disenfranchised grief (公認されない悲嘆)

定義

disenfranchised grief (公認されない悲嘆)とは、悲歎者が実際に経験している死別に伴う悲嘆でありながら、社会的な公認(第三者による公認)が得られにくい悲嘆のことである。

disenfranchisedとは、権利[選挙権]を奪われた[剥奪された]という意味である。

disenfranchised griefの分類

(Doka, 2002)はdisenfranchised griefを3種類に分類している。
(1)故人と悲嘆者の関係が公認されにくいことによるもの:恋人、婚約者、同性愛のパートナー、ペットの喪失など
(2)死別そのものが公認されにくいことによるもの:流産、死産、重篤な精神疾患や慢性疾患の家族をなくした時、自殺、遺体が見つからない時など
(3)悲嘆者の悲しむ能力が公認されにくいことによるもの:幼児、認知症患者、精神障害者など

参考

『はじめての死生心理学』

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