OP25B

同義語

OP25B、Outbound Port 25 Blocking、アウトバウンドポート25ブロッキング

定義

OP25Bは、ポート25番(SMTPのポート)を使用して送信されてきたメールの受信を受信側サーバーで拒否することである。

本来、メールはポート番号25を使用して送信するものであった。この25番を使ったメール送信においては、送信元の認証が不要であった。要するに誰でも好きなだけメールを送り付けることが可能であった。インターネットの創成期においては、このような善意を前提とした仕組みで十分だったのである。

しかしインターネットの普及に伴いにあふれる迷惑メールが問題となった。そこでメール送信の際には、認証を必須とする新しいプロトコルが開発された。

これが「サブミッション・ポート(Submission Port)」(ポート番号587番)である。「ポート25番の代替ポート」という意味である。

2016年現在の現実世界では587番が用いられるのが普通である。

参考

SMTPサーバのスパムメール対策「OP25B」と「ユーザー認証」について
メールサーバ管理者とスパムメールの飽くなき戦い メールサーバを運用する上でのリスクは、改ざんや成りすましの他にも、「スパムメール」が挙げられます。このページではスパムメールとの飽くなき戦いの中で培われ

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